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ツイッターのVCがブラック過ぎてワロタ

ツイッター(ティッカーシンボル:TWTR)が最近ニューヨーク証券取引所に上場され、同社に投資していたベンチャー・キャピタル(VC)各社は、ウハウハなわけです。

その中でも最初にツイッターにカネを突っ込んだのは、いまアメリカのVCギョーカイで最も影響力のある男、フレッド・ウイルソン率いるユニオン・スクエア・ベンチャーズとスパーク・キャピタルです。

『Hatching Twitter』という、ツイッター創業期の内状の暴露本が最近出て、これが結構、ダークにオモロイわけです。創業者とVCの力関係を見ると、もう笑えるくらいVCの言いなり。

ガクブルの創業者が、ひとり、またひとりと、黒い大魔王みたいなフレッド・ウイルソンの前に差し出されて、解雇を言い渡される……

何なんだ、この重さは。シェークスピア劇かよ。

フレッドは報道陣には「ツイッターはビートルズみたいなもんなんだよ、四人の、才能のある若者が集まることで初めて出来た会社だ」と持ち上げる発言をしているけれど、その背後で(こいつ、使えねェ)と思ったら、つぎつぎに彼らを葬るわけです。

風の噂でフレッド・ウイルソンが血も涙も無い功利主義的な投資家だとは以前から聞いていたけど、やっぱスゲーわ、この本読むと。

日本の論壇がベンチャーを語るとき「日本にもアメリカみたいな骨太なリスク・キャピタルを提供できるベンチャーが必要だ」とか、わけわかんないことをほざくアフォが後を絶たないわけだけど、ことアントレプレナーの立場に限定して議論すれば、すり寄って来るベンチャーとかのカネに、じっくり考えもせず、手を付けた時点で、オワリなんです。

創業者持ち株比率という問題に対する、理解が無さ過ぎ。

安易に外部のカネを導きいれた時点で、あなたは徐々に、しかし確実に自分の会社の支配権を浸食されてゆくわけです。

最近はスタートアップやるとき、先立つ事業資金なんて、殆ど要りません。だけど外部からのファンディングを受けたこと=事業の成功と早とちりする、「痛い」アントレプレナーが、後を絶たない。

ツイッターのストーリーは、起業を志す諸君にとっては、良い反面教師。じっくり研究する価値アリ。

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