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何処の国でも体育会系は好まれる?

先日、ブルームバーグにこんなコラムが出ていた。
ウォール街が体育会系採用-「勝ち方」学習した敗者は強い

10月16日(ブルームバーグ):ワン・エクイティ・パートナーズでは五輪出場経験者が8人も働いている。彼らが獲った世界選手権や五輪の金メダルは8個より多い。自身もボート競技で五輪に出場したマネジングパートナーのディック・カシン氏は、大学で運動選手だった人材を採用しているし、他社にもそれを勧めていると言う。

「スポーツは勝つことが全てと皆が考えている」と米チームメンバーとして1972年の五輪に出場したがメダル獲得に至らなかったカシン氏(60)は観察する。しかし、「私に言わせれば、負けることとそれを踏まえて勝ち方の学習をするのがスポーツだ。運動選手や元選手を採用することが合理的なのはこのためだ」と述べた。

学業成績も良い優れた運動選手、特にそういう女性を新人として採用するのはウォール街の必須事項になっている。(ブルームバーグより引用)
ということらしい。

日本でも大企業が体育会の筋肉バカばかり採用するのは不合理だなんていう恨み節がよく聞かれるが事情はどうもどこの国でも同じようだ。

なぜ、体育会系の人間は好まれるのだろうか?

単なる運動神経がいいだけの人間もいるが、たいていの体育系系の人間は勝つために自分の頭を使うことを知っている。ある程度マニュアルでこなせるペーパーテストだけができる人間よりも彼らの価値は高いと判断する企業が多いというのは理に適っているのではないだろうか?

スポーツの世界においては学問(あるいは受験)の世界以上に勝ち負けがはっきりする。勝者は一人しかいない。負ける悔しさとそれに耐える精神力を持っている、あるいは戦いに挑む前のプレッシャーに耐える精神力を持っている体育系会の人間が好まれるのは言うまでもない。

いつも書いているように見た目がいい方が残念ながらビジネスの世界では成功する確率は高い。勉強だけして大学時代はだらだら生きている人間よりも(あるいはアメリカの場合には大学で勉強ばかりやっている青白い人間)体育会系で鍛えることでいい体を持っている(=見た目が良い)人間を企業が採用したいのは当たり前だろう。

ほかのもスポーツをやることによって培われる協調性や横や縦の人間関係もあるだろう。あるいは、そもそもスポーツを続けるような人間は闘争心や競争心が高い可能性があるから企業がそういった人間をより採用したがるのは無理もない話だ。

この話は何度も紹介しているのでまたかと思う人もいるだろうが…。

体育系系の人間が好まれるのは日本やアメリカだけじゃなくイギリスでもそうだし、スウェーデンかどこかの研究でも体育会系の人間は所得が高い傾向にあるという研究結果があったと思う。

まあ、スポーツをやれば必ず所得が高くなるわけでも幸せになれるわけでもない。だが、スポーツに打ち込むことは人生にとってはやはりプラスのようではある。

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