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9月失業率は0.1%低下も,待望久しいNFPは事前予想を下回り前回の上方修正がせめてもの良い材料

Payrolls in U.S. Rise Less Than Forecast

9月非農業部門雇用者数: 148K (予想:180K,前回:169K,前回改定:193K)
9月失業率: 7.2% (予想:7.3%,前回:7.3%)

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9月の失業率は8月から0.1%低下して7.2%になりましたが,NFPは予想の180Kを連続して下回って148Kという残念な結果となりました。8月のNFPが169Kから193Kに24Kも上方修正されていますから,前月の上方修正の分は今月の増加の見かけ上の減少につながっていると考えると172Kの増加と見ることもできます。とはいえこの予想以下のNFPの値は対ユーロでのドル下落の大きな要因でしょう。

製造業: 2000人 (前回:1万3000人) ※リストラを吸収できず
建設業: 2万0000人 (前回:2000人) ※住宅関連が順調ならあり得る数値
リテール部門: 2万800人 (前回:3万1900人) ※一時雇用が中心なので変動あり
輸送・物流業: 2万3400人 (前回:6300人) ※ここが強いのは今月の中では心強い
情報業: 4000人 (前回:-1万7000人) ※プラスに転じるも増加数に不満あり
金融業: -2000人 (前回:-3000人) ※ヘッジファンドの閉鎖とか来月も冴えないはず
プロフェッショナルサービス部門: 3万2000人 (前回:3万0000人) ※ここの雇用は安定的
教育・医療部門: 1万4000人 (前回:6万1000人) ※前回上方修正が凄すぎて今月はダメ
民間部門: 12万6000人 (前回:16万1000人) ※製造業と教育・医療部門の不調が影響
政府部門: 2万2000人 (前回:3万2000人) ※2か月連続でプラスなのは相当久しぶりでは?

今月は,製造業と教育・医療部門の前月の増加からの落ち込みが激しいのが特徴で,プロフェッショナルサービス部門の堅調な増加でもカバーしきれませんでした。さらに金融業がマイナスのままで推移しましたが,リテール部門と建設業が一時雇用を多く含むとはいえどちらも2万人以上増加してなんとか民間部門の雇用増加を支えました。待ち遠しかった今月の雇用統計が予想以下だったので,2013年内にFRBの緩和縮小が行われる可能性は一段と低くなったと思います。

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