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松阪市事業仕分け2日目(最終日)

きょうは、松阪市の事業仕分け2日目(最終日)。開会は午前9時半。
10時から、廃棄物集積所設置補助金、ゴミ減量対策事業費、資源物集団回収活動補助金、シティマラソン大会事業費、地域マネジメント推進事業費など、2会場で15件の仕分けがあります。

今年の仕分けは、「構想日本」仕分け人の「判定」は参考にすぎず、市民判定人の「判定」がほんまものです。
事業を説明する職員のみなさんは、市民判定人がそれぞれの事業の意義を納得するよう、わかりやすくて説得力あふれる内容に心がけてほしいと思います。

一方、仕分け人。
今回は、市民仕分け人は加わっておらず、全員、「構想日本」から派遣されてきています。

全国各地で仕分けを経験している“プロ”です。
いく通りかのスキルをもって、仕分けにのぞみます。

たとえば、きのうの仕分けで「不要」判定のあった一人親家庭等中学校卒業祝金支給事業。
なんらかの事情で父子、母子の家庭となった中学校卒業生に対し、一人1万円が支給されるもので、
もともとは、合併前の嬉野町、三雲町にあった事業で、平成17年の合併とともに全市で実施が決まった事業です。

「こういう状況があるから1万円が必要だと説明できる資料はありますか?」
「同じお金を出すのなら、もっとほかにできる施策があるのではないですか?」


昨年の消防団家族慰労金として消防団員一人につき2000円支給されていた制度を廃止したときと同じだった。

画像を見るあるお母さんが受益者代表で出席。
仕分け人  「行政の仕事は税金を戻すことでよいのか」

母親  「一人親家庭は、この制度が心の張りになっている。この1万円を当てにしている」

仕分け人  「一人親のほう(一人親家庭の子どものほう)がかわいそうだとは限らない」


母親 「好きで一人親になったのではない。死ぬか、生きるかの苦しみの中、やむを得ない事情で一人親になった。一人親のほうがつらい思いをしている」

仕分け人  「みんながそうだとは言えない。こういう状況だから1万円が必要だと説明できる資料はあるか」

母親  「あなた方みたいに頭のいい人たちにはわからない。こんな話聞くのなら来るのではなかった。店を閉めて出てきたのに・・・」
切られる受益者のかたが感情をあらわにするのはいい。
しかし、仕分け人(今回は市民仕分け人ではなく、“プロ”仕分け人ばかり)は、感情を殺し、冷静沈着であるのかといえば、そうではない。かれらもまた感情をあらわにしている場面がある。
そんな中、コーディネーターには、どんな役割が期待されるのか。しばしば、仕分け人の援護射撃のように見受けられることがある。

プロとしての立ち位置はどこなのだろう。

仕分け人が、巨大利権に立ち向かって拍手喝采を受けるシーンではない。
相手の痛みに踏み込んでいる状況であることを考慮のうえ、言葉を選ぶべきではないのだろうか。
仕分け人の若さが、冷徹な刃物であるようかに感じるときがある。
あなたたちは、「構想日本」ブランドを背負って、2日間で200万円の契約で来ているプロ集団なんだということをお忘れなきようお願いしたい。

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