記事
- 2011年10月12日 20:32
2011/10/11 石川知裕議員インタビュー
1/3
2011年10月11日に行われた、石川知裕衆議院議員のインタビュー。(スチール写真有り)
サポーター有志による文字起こしを掲載しました。(10/12追記)
石川知裕議員の事務所には、松山千春氏からの、結婚をお祝いする花束が。 伴侶となる女性の父親は、かつて東京地検特捜部によって捜査、告発され、無罪を訴えて戦った経験があるという。修羅馬をくぐった同士のご縁。
判決について、石川議員は、「水谷建設のヤミ献金とされる件についての事実認定と、大久保元秘書との共謀の事実認定については、証拠もないまま、推認を重ねて事実認定したもので、このままでは、死んでも死にきれない。高裁で必ず逆転勝訴を勝ち取る」と強い口調で言い切った。
15:30より行われたインタビュー映像。
岩上安身氏 「皆さんこんにちわ。ジャーナリストの岩上安身です。本日は石川知裕衆議院議員の特別インタビューをお送りしたいと思います。いま石川さんの議員会館の事務所の方にお邪魔にあがっております。石川さん、ご無沙汰しております」
石川知裕議員 「どうも。ご無沙汰しております」
岩上 「実は先日、判決の下された法廷。私も実は傍聴しておりまして」
石川 「そうですか」
岩上 「ですからお会いはしているんですけれども、微動だにせず、まっすぐ前を向かれていたので、たぶん石川さんは私に気付いていないだろうなと思いました」
石川 「傍聴席のほうをあまりじろじろ見渡したりしないものですから、休憩時間になって、被告人控室というのがあります。そこに入るときにちょっと誰が来ているのかなと。この間の判決の時は私の兄と長男の洋三というのが、岩上さんにもお世話になっているという」
岩上 「お会いしました。ちょうど入る時に、並んでいる時にすぐ前にいて『お久しぶりです』と。たぶん、無罪を確信していただろうという感じでした」
石川 「そうですね。兄にも残念な思いを。後援会長で元足寄町長の高橋健一さんという方もおいで頂いていたんですが、かなり残念な思いを皆さんに抱かせてしまった判決でしたけれども、まっすぐ前を向いていたのは驚きと脱力感で周りを見る余裕はなかったですね」
リンク先を見る
リンク先を見る
リンク先を見る
岩上 「判決の話、その内容について、これから聞きたいんですけども、その前にちょっとだけ。こちら素晴らしいお花が届いてますよね。『ご結婚を祝す』と松山千春さんからのお花。ご結婚、おめでとうございます。順序が逆になって申し訳ないんですけど(笑)」
石川 「こんな時に、という事も頭をよぎりました。2009年3月3日の大久保さんの逮捕からずっとこんな時が続いているんですけど、有罪判決を受けて、まあ比較的スピード婚なんです。5月半ば以降に知り合ったばっかりでしたので。前から結婚しようかということは言ってましたので、有罪判決を受けて『入籍するか』と言ったら『いいよ』ということだったので。知り合ったのは、彼女のお父さんも東京地検特捜部に逮捕。2年前に逮捕されたんですかね。それで私と同じ時期に東京拘置所に入っていたという奇遇もありまして」
岩上 「何の事件ですか?」
石川 「ペイントハウスという会社の架空増資事件で、嫁の父親、阪中さんと言うんですが。阪中さんとしては、これは事件に当たらないということで無罪を主張して戦ってきましたけれど、確定して懲役2年4カ月付き執行猶予4年だったと思うんですが。彼女自身もお父さんのその事件で家にガサ入れが入ってきて、非常に嫌な思いをしてきて修羅場をくぐってきているという関係から、私もこれから大変厳しい状況にさらされる。今までもさらされてきましたし、これからも選挙で勝ちあがれるかということも含めて、もしかしたら無職になって無一文になるかもしれない。でもそういうドン底を経験している子だったらどんなことがあっても大丈夫だろうと思って。大変な時に決断していただいて感謝しております。ちょっと話長くなってすいません」
岩上 「いえいえ。素晴らしいご縁なんだなということが今のお話でよくわかりました。話を裁判の判決のほうに戻したいと思いますが。判決そのものをどのようにお受け止められました?」
石川 「二つに分けて申し上げたいと思います。収支報告書の記載不記載については、たとえば土地の登記を平成16年に行わずに17年に延期をした。私としては司法書士に聞いて、仮登記、本登記ということだから。土地の登記自体は隠してないですから。支出も隠しているわけではありません。翌年にずらしているだけですから。ただ、それ自体をとって故意ではないですし、合法だと思ってやったことですけど。でも16年に載ってないじゃないかと、結果的に。買ったときに載ってないじゃないかということを裁判所がどう認定をするのかというところが問題だと思っていました。それと4億円を載せてないじゃないかと。この2つが大きな問題ですけれども、この記載・不記載に関しては認識の違いなので、ここに関しては、あとは高裁でもう一度自分たちの認識が認められるように頑張っていきたいと思っています。
ただ許せないのは水谷建設の《推認》ですよね。それと、大久保、池田との、私と大久保さんとの共謀の《推認》この2つについてはもう信じられませんし、水谷については死んでも死にきれないという思いです」
岩上 「分けてお話を伺いましょう。前半の記載について、これが有罪という判決。しかしこれは言ってみれば形式犯であるということですよね。少なくとも石川さんの主張ではそういうことになると思います」
石川 「私の主張ではそうなります」
岩上 「ルール違反をしたと言われればそうかもしれないが、それについては重大な犯罪ではないと。実質犯ではないということですよね。それに対して判決が下されてあの量刑です。これはどういうふうにお考えになりますか?」
石川 「禁固2年執行猶予3年ということですけれども、一つは政治家として立候補の権利を奪われるというのはものすごい大きなダメージです。それと傷害を犯した人間だとか殺人とか傷害致死とまでは言いませんけども、やっぱり大久保さんなんか3年6カ月の求刑って、傷害致死ぐらいの求刑ですよね。禁固と懲役をどう図るのかという違いもあるんでしょうけど、ただ政治資金規正法の場合は禁固しかないですから、いくらなんでも求刑時点でかなり重い。そういう感想を持っていましたし、判決が出て、こんな形式犯でこんな罪なのかと。罰金で十分じゃないかという思いはしております」
岩上 「後半の話、それも二つに分かれます。水谷建設のヤミ献金といわれる話と共謀の話。まず、水谷建設の話ですけれども、これについて私もあの場にいたわけですけれども、大変ちょっと驚きました。いくつかの問題点があると思いますが、一つは検察が訴因から外しているわけですね、この問題を」
石川 「そうなんです」
岩上 「つまり本件とは関係ない話が出てきて、そしてかなり語調厳しく《推認》を重ねて、その前段でもありましたけれども、《天の声》が当たり前になっていたとか。もう全体として、東北では小沢事務所の声無くしては公共事業が進まないようになっていたんだという話が作られて、そしてこのヤミ献金に繋がる。これだったら収賄事件じゃないですか?」
石川 「検察が認定していない。贈収賄のほうが当然重いわけですから、それを認定してないものを裁判所が《推認》しているというのは驚きました。裁判所としても、これがないと隠したいから記載しなかったという理由が成り立たなくなると思ったんだろうと思います。検察の求刑通り、5000万と4億円の記載。やっぱりリンクさせないといけないという判断に至ったんだろうと思います。しかしそれにしてもまったく証拠がない。物証がないわけですよ。
要は5000万円を水谷建設が出金した。こちらで私が4億円を分散入金したので、7回ぐらい5000万を入金しているんですが、この7回か6回のうちの一つを認定している。これだと将来的に、例えば公務員の方。職務権限を持っている公務員の方から口座に100万円の入金が何らかあったと。一方こちらに100万円の出金があったと。時期が多少あとだった場合、これを収賄と認定できちゃうことになりますよね、なんでも。もちろんこの時期や入金の理由にもよるとは思いますが、これは私はものすごく恐ろしいことだなと思ってます」
サポーター有志による文字起こしを掲載しました。(10/12追記)
石川知裕議員の事務所には、松山千春氏からの、結婚をお祝いする花束が。 伴侶となる女性の父親は、かつて東京地検特捜部によって捜査、告発され、無罪を訴えて戦った経験があるという。修羅馬をくぐった同士のご縁。
判決について、石川議員は、「水谷建設のヤミ献金とされる件についての事実認定と、大久保元秘書との共謀の事実認定については、証拠もないまま、推認を重ねて事実認定したもので、このままでは、死んでも死にきれない。高裁で必ず逆転勝訴を勝ち取る」と強い口調で言い切った。
15:30より行われたインタビュー映像。
岩上安身氏 「皆さんこんにちわ。ジャーナリストの岩上安身です。本日は石川知裕衆議院議員の特別インタビューをお送りしたいと思います。いま石川さんの議員会館の事務所の方にお邪魔にあがっております。石川さん、ご無沙汰しております」
石川知裕議員 「どうも。ご無沙汰しております」
岩上 「実は先日、判決の下された法廷。私も実は傍聴しておりまして」
石川 「そうですか」
岩上 「ですからお会いはしているんですけれども、微動だにせず、まっすぐ前を向かれていたので、たぶん石川さんは私に気付いていないだろうなと思いました」
石川 「傍聴席のほうをあまりじろじろ見渡したりしないものですから、休憩時間になって、被告人控室というのがあります。そこに入るときにちょっと誰が来ているのかなと。この間の判決の時は私の兄と長男の洋三というのが、岩上さんにもお世話になっているという」
岩上 「お会いしました。ちょうど入る時に、並んでいる時にすぐ前にいて『お久しぶりです』と。たぶん、無罪を確信していただろうという感じでした」
石川 「そうですね。兄にも残念な思いを。後援会長で元足寄町長の高橋健一さんという方もおいで頂いていたんですが、かなり残念な思いを皆さんに抱かせてしまった判決でしたけれども、まっすぐ前を向いていたのは驚きと脱力感で周りを見る余裕はなかったですね」
リンク先を見る
リンク先を見る
リンク先を見る
岩上 「判決の話、その内容について、これから聞きたいんですけども、その前にちょっとだけ。こちら素晴らしいお花が届いてますよね。『ご結婚を祝す』と松山千春さんからのお花。ご結婚、おめでとうございます。順序が逆になって申し訳ないんですけど(笑)」
石川 「こんな時に、という事も頭をよぎりました。2009年3月3日の大久保さんの逮捕からずっとこんな時が続いているんですけど、有罪判決を受けて、まあ比較的スピード婚なんです。5月半ば以降に知り合ったばっかりでしたので。前から結婚しようかということは言ってましたので、有罪判決を受けて『入籍するか』と言ったら『いいよ』ということだったので。知り合ったのは、彼女のお父さんも東京地検特捜部に逮捕。2年前に逮捕されたんですかね。それで私と同じ時期に東京拘置所に入っていたという奇遇もありまして」
岩上 「何の事件ですか?」
石川 「ペイントハウスという会社の架空増資事件で、嫁の父親、阪中さんと言うんですが。阪中さんとしては、これは事件に当たらないということで無罪を主張して戦ってきましたけれど、確定して懲役2年4カ月付き執行猶予4年だったと思うんですが。彼女自身もお父さんのその事件で家にガサ入れが入ってきて、非常に嫌な思いをしてきて修羅場をくぐってきているという関係から、私もこれから大変厳しい状況にさらされる。今までもさらされてきましたし、これからも選挙で勝ちあがれるかということも含めて、もしかしたら無職になって無一文になるかもしれない。でもそういうドン底を経験している子だったらどんなことがあっても大丈夫だろうと思って。大変な時に決断していただいて感謝しております。ちょっと話長くなってすいません」
岩上 「いえいえ。素晴らしいご縁なんだなということが今のお話でよくわかりました。話を裁判の判決のほうに戻したいと思いますが。判決そのものをどのようにお受け止められました?」
石川 「二つに分けて申し上げたいと思います。収支報告書の記載不記載については、たとえば土地の登記を平成16年に行わずに17年に延期をした。私としては司法書士に聞いて、仮登記、本登記ということだから。土地の登記自体は隠してないですから。支出も隠しているわけではありません。翌年にずらしているだけですから。ただ、それ自体をとって故意ではないですし、合法だと思ってやったことですけど。でも16年に載ってないじゃないかと、結果的に。買ったときに載ってないじゃないかということを裁判所がどう認定をするのかというところが問題だと思っていました。それと4億円を載せてないじゃないかと。この2つが大きな問題ですけれども、この記載・不記載に関しては認識の違いなので、ここに関しては、あとは高裁でもう一度自分たちの認識が認められるように頑張っていきたいと思っています。
ただ許せないのは水谷建設の《推認》ですよね。それと、大久保、池田との、私と大久保さんとの共謀の《推認》この2つについてはもう信じられませんし、水谷については死んでも死にきれないという思いです」
岩上 「分けてお話を伺いましょう。前半の記載について、これが有罪という判決。しかしこれは言ってみれば形式犯であるということですよね。少なくとも石川さんの主張ではそういうことになると思います」
石川 「私の主張ではそうなります」
岩上 「ルール違反をしたと言われればそうかもしれないが、それについては重大な犯罪ではないと。実質犯ではないということですよね。それに対して判決が下されてあの量刑です。これはどういうふうにお考えになりますか?」
石川 「禁固2年執行猶予3年ということですけれども、一つは政治家として立候補の権利を奪われるというのはものすごい大きなダメージです。それと傷害を犯した人間だとか殺人とか傷害致死とまでは言いませんけども、やっぱり大久保さんなんか3年6カ月の求刑って、傷害致死ぐらいの求刑ですよね。禁固と懲役をどう図るのかという違いもあるんでしょうけど、ただ政治資金規正法の場合は禁固しかないですから、いくらなんでも求刑時点でかなり重い。そういう感想を持っていましたし、判決が出て、こんな形式犯でこんな罪なのかと。罰金で十分じゃないかという思いはしております」
岩上 「後半の話、それも二つに分かれます。水谷建設のヤミ献金といわれる話と共謀の話。まず、水谷建設の話ですけれども、これについて私もあの場にいたわけですけれども、大変ちょっと驚きました。いくつかの問題点があると思いますが、一つは検察が訴因から外しているわけですね、この問題を」
石川 「そうなんです」
岩上 「つまり本件とは関係ない話が出てきて、そしてかなり語調厳しく《推認》を重ねて、その前段でもありましたけれども、《天の声》が当たり前になっていたとか。もう全体として、東北では小沢事務所の声無くしては公共事業が進まないようになっていたんだという話が作られて、そしてこのヤミ献金に繋がる。これだったら収賄事件じゃないですか?」
石川 「検察が認定していない。贈収賄のほうが当然重いわけですから、それを認定してないものを裁判所が《推認》しているというのは驚きました。裁判所としても、これがないと隠したいから記載しなかったという理由が成り立たなくなると思ったんだろうと思います。検察の求刑通り、5000万と4億円の記載。やっぱりリンクさせないといけないという判断に至ったんだろうと思います。しかしそれにしてもまったく証拠がない。物証がないわけですよ。
要は5000万円を水谷建設が出金した。こちらで私が4億円を分散入金したので、7回ぐらい5000万を入金しているんですが、この7回か6回のうちの一つを認定している。これだと将来的に、例えば公務員の方。職務権限を持っている公務員の方から口座に100万円の入金が何らかあったと。一方こちらに100万円の出金があったと。時期が多少あとだった場合、これを収賄と認定できちゃうことになりますよね、なんでも。もちろんこの時期や入金の理由にもよるとは思いますが、これは私はものすごく恐ろしいことだなと思ってます」



