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品川は東京の新都心となるのか?

リニア新幹線の出発駅が品川となるのは既知のとおりですが、今後、オリンピック関連で羽田空港の存在感を更に高め、アクセスをより便利にする動きが出てくるに従い、東京の中心が現在の東京駅周辺から品川方面に「移動する」可能性が高くなりそうです。今日はこのあたりを考えてみたいと思います。

現在工事中の上野と東京駅の間の東海道線と高崎、東北線の直通運転の工事は来年にも完了し、その運行がスタートします。そうすると大宮、更に以北や常磐方面から品川、横浜方面へ乗り換えなしで行くことが出来るようになります。現在でも湘南新宿ライナーがありますがこれは品川は経由しません。また、東京、上野経由による時間短縮を考えれば便利度は大いに改善するかと思います。

次に直通運転が可能になった時点で不要になるのが田町操車場の一部。ここに山手線の新駅が作られ、新たなる都市開発、東京サウスゲート計画が進むことになります。そしてそのプランは話題になりつつあるアジアヘッドクォーターの一角となる予定です。新駅は品川と田町の間でありますが新開発地は品川駅から新駅、更には田町駅方面と接続する細長い形となります。

具体的な開発計画はまだ出ていませんが、地形からすれば新開発地を「動く歩道」より早いスピードで移動できるような新システムを導入し、最終的に品川駅に早く到着できる新開発が成功の決め手になるのではないでしょうか?何しろ、品川から羽田は12分、リニア開通後は名古屋は40分という地の利を考えた時、オフィスから品川まで15分もかかっていたら意味がなくなります。

個人的には品川が今後、明らかに東京の中心的存在になると考えられます。もちろん、こういうことを書くと三菱、三井といった丸の内、八重洲の地主ににらまれるとは思いますが、これは当然の成り行きでしょう。事実、その昔は上野が中心で徐々に西に動いてきて東京まで降りてきたわけです。

では、もっと先読みするとどうなるでしょうか?

ずばり、私が予想する30年後の注目すべき駅は蒲田ではないかとみています。東急多摩川線が何らかの形で羽田まで乗り入れることになれば蒲田の利便性は飛躍的に伸びます。そして、一番注目しているのは30年もすれば大田区蒲田地区の中小企業の工場のポジショニングが変わってくるだろうということです。更には防災上の観点からも大田区が大規模開発に積極的になれば蒲田が飛躍的に発展する可能性は大いにあるでしょう。今、蒲田が発展しない理由のひとつは京急蒲田とJR蒲田が離れていることに原因があります。それを東急多摩川線がつなぐ形となれば絵図はすっかり変わることになるでしょう。

東京という街を見続けていると本当によく発展していく都市だと思います。そして街は西に伸びるという言葉を忠実に辿っているともいえそうですね。

今日はこのぐらいにしておきましょう。

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