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歪められたユダヤ教――「人工国家」イスラエルと米国の拡張主義~岩上安身による東京理科大学教授・菅野賢治氏インタビュー

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 今年の8月21日、シリアの首都ダマスカス郊外で化学兵器が使用されたとされる「惨劇」以降、急激に可能性が高まっていた米国によるシリアへの軍事介入は、化学兵器の国際管理というロシアの提案が受け入れられ、一時的に回避されることになった。9月14日のことである。

 今回のシリア情勢をめぐり、常に米国の背後に隠れながら、米国によるシリアへの攻撃を促し続けていた国がある。イスラエルである。スイスのジュネーブで、ロシアのラブロフ外相とともにシリアの化学兵器を国際管理下に置くとする声明を発表した米国のケリー国務長官は、その足でイスラエルの首都エルサレムに飛び、9月14日同日、ネタニヤフ首相に「米国の軍事圧力は本物だ」とわざわざ報告したのである(シリアへの軍事圧力は本物=イスラエル首相と会談-米長官 9月16日・時事通信)。

 イスラエルはなぜ、これほどまでに米国に対して影響力を行使できるのか。イスラエルとは、一体どのような国なのか。そもそもユダヤ人とは何か、イスラエル建国の契機となる「シオニズム運動」とは何か、根本的な問いに立ち返る必要がある。

 シオニズムを批判する者は、その内容の如何にかかわらず、「反ユダヤ主義」とのレッテルを貼られてしまうという。

 しかし、先住民であるパレスチナ人を力づくで追放し、土地を奪い、返還しないという強引な植民地化に対し、厳しい批判を加え続けている知識人たちもいる。

 他ならぬ、ユダヤ系の知識人たちである。

 『イスラエルとは何か』『トーラーの名のもとに』の著者であるヤコブ・M・ラブキン氏(モントリオール大学教授)は、著書の中で、シオニズム運動とイスラエルの建国が、伝統的なユダヤ教の教えに反したものであると、正統派のユダヤ教のラビ(宗教指導者)たちが繰り返し批判してきたこと、パレスチナ人たちに土地を返すべきであると主張していること、そうした「神に従う良心の声」がこれまで黙殺されてきたことなどを明らかにしている。

 そのラブキン氏と親交があり、両書の翻訳も務めた東京理科大学教授の菅野賢治氏に、イスラエルという国がいかに伝統的なユダヤ教を歪めたかたちで成立しているか、話をうかがった。

ヤコブ・M・ラブキン『イスラエルとは何か』(平凡社新書、2012年6月)
リンク先を見る

ヤコブ・M・ラブキン『トーラーの名において』(平凡社、2010年4月)
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■ダイジェスト動画

■動画記事本編はこちらからご覧ください
※2013/10/07 岩上安身による菅野賢治氏インタビュー

以下、インタビューの実況ツイートをリライトし、再構成したものを掲載します

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