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小沢一郎衆議院議員単独インタビュー(テキスト版) 2010年12月23日

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小沢「違うけど、論理矛盾だ、と。理屈が通らん」

岩上「通らないですね」

小沢「それは(北朝鮮の背後に)中国があるから、北に侵攻はできないでしょう、現実問題としては。だけれども、イラクは武力討伐、北朝鮮は話し合え。こんな馬鹿なことあるかと言うんですよ。『だからアメリカ人は尊敬されないんだ』と僕は言うんですよ」

岩上「そこまで言い切った?」

小沢「はい。筋道通らない」

岩上「アメリカの大使は怒りませんか?」

小沢「怒らないですよ、本当のことだもの。

中国にも僕は言っていますよ。いろいろなことを。僕は、その代わり、日米のためにも日中のためにも、自分の公的な立場だけじゃなく、プライベートな一政治家としても、長年にわたって日中、日米の友好のために一生懸命やっていますから、その点では中国に何を言っても中国の人たちは、僕が言う限りは怒らない。ちゃんと聞いてくれる。アメリカ人でも、わかっている人はちゃんと聞いてくれる」

岩上「今、日本が現実に、そういう国際社会の力学の中に置かれている。それは北朝鮮がどんなに脅威であっても、中国がノーと言っている限りアメリカだってできない」

小沢「できないです」

岩上「やっぱり中国の存在というのは大きいわけですね」

小沢「中国は今、半島について言えば、現状維持ですから。金正日の政権をいいとは思っていないんじゃないですかね、内心は。だけれども、それをぶっ壊したら、ごちゃごちゃになって、北朝鮮は存在しなくなっちゃいますから。そうすると、自由主義・民主主義で半島が統一されたら、すぐ満州と境ですから」

岩上「そうですね。そこに米軍が駐屯する可能性がある。喉元に」

小沢「米軍以上に、国民の交流が激しくなっちゃいますから。朝鮮族というのは、もともと満州にいっぱいいるんですから」

岩上「吉林省や何かにいっぱいいます」

小沢「いっぱいいるんですよ。騎馬民族ですから、草原の。特に北朝鮮は。そういう意味で、中国にとっては統治の上で困るんですよ。だから現状維持なんです。その気持ちはわかるけれども、もう少し、あんなむちゃくちゃな乱暴はやめさせなきゃだめだよということを中国に言わなくちゃいかんのです」

岩上「小沢さんは中国のトップ政治家と直に会って、さしでお話ができる非常に数少ない政治家なわけですけれども、今、非常に半島問題というのは緊泊しておりますが、中国の指導者たちと話し合いをしたことがある、あるいは話しあう可能性というのはあるんですか?」

小沢「今、僕は何も立場がないから、なるべくよけいなことをしないようにしているんですけれども、背景は中国ですから、中国はああいう多民族の大きな国家ですから、なかなか強い権力じゃないと統治がもたないんですね、統一が。その点はわかる。だけれども、権力で統治するという手法から、民主主義の、民意を尊重するという手法に徐々に変えていかないと必ず政権の限界が来るよ、と。共産党政権は崩壊するよ、と」

岩上「はっきり言ったんですか?」

小沢「ええ、言いましたよ」

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