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キンドル、ソニー電子書籍リーダーが死んだ!150ドル対79ドルでは勝負にならない?

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■アマゾン・コムが4日間、199ドルのタブレット「キンドル・ファイア」を発表、市場に大きな衝撃を与えた。その余震は今も続いている。
 
調査会社アイサプライは30日、「キンドル・ファイア」の推定原価が209.63ドルになるとの調査結果を明らかにした。キンドル・ファイアの製品原価は191.65ドルで、製造費を加えると209.63ドルになり、同社の推定原価であれば、アマゾン・コムは1台販売することに約10ドルの損失を出すことになる。

この推定原価には、物流コストや広告宣伝費などが含まれていないため、トータルで考えるとさらに赤字が増えることになる。また、調査会社パイパー・ジェフリーのアナリスト、ジーン・マンスター氏は「キンドル・ファイア」1台あたりの製造原価を250ドルと割り出している。1台販売するごとにアマゾン・コムは50ドルもの損失を出す可能性があるとしている。
 
調査会社イーデータ・ソース(eDataSource)は30日、キンドル・ファイアの初日の予約台数が推定9.5万台であることを明らかにした。キンドル・ファイアは発売まで1ヶ月以上ある予約の段階で、アップル社アイパッド(第1世代)の初日の販売台数(約30万台)の3分の1にほぼ達したことになる。

トップ画像:ソニーの電子書籍リーダー新モデル「PRS-T1」。新モデルの特徴はWi-Fi搭載で、6インチ・スクリーンでは世界最軽量となる168グラム。しかし価格は149.99ドル。一方、新型キンドルは79ドルから。150ドル対79ドルでは、戦う前に死んでいる?

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。28日のアマゾン・コム発表ではっきりしたことは、ソニーの電子書籍リーダー「eリーダー」は死んだということです。少なくともアメリカでは、eリーダーの流通チャネルがソニーストア以外は途絶えます。

ソニーは1年前、新型のeリーダーを発表しました。最低価格機種となるのは180ドルの「ポケット・エディション(Pocket Edition)」、そして次が230ドルの「タッチ・エディション(Touch Edition)」、最上位機種は300ドルの「デイリー・エディション(Daily Edition)」です。全機種がタッチスクリーン対応ですが、実質的な値上げです。キンドルやヌックが競争して価格を下げていく一方で、ベストバイやウォルマートの店舗からソニーの電子書籍リーダーは姿を消しました。両社のオンラインストアでも旧機種を99ドルで扱っていましたが、今は在庫切れです。

⇒で、ソニーは最近、eリーダーの新モデル「PRS-T1」を発表しました。

新モデルはWi-Fi搭載で、6インチ・スクリーンでは世界最軽量となる 168グラムが大きな特徴となっています。ただし、価格は149.99ドル。

一方で、アマゾン・コムはキンドル・ファイアの発表時に、タッチスクリーン機能を搭載した新電子書籍リーダー「キンドル・タッチ(Kindle Touch)」を発表しました。従来のキンドルからキーボードを省いた新機種の価格は、キンドル・タッチ(Wi-Fi)が99ドル、キンドル・タッチ(Wi-Fi+3G)が149ドルとなっています。また、6インチスクリーンでWi-Fi搭載の最安値機種を、79ドルで発表しています。そーなのです、ソニーの新モデルとタメをはるキンドルは79ドル!なのです。

タッチスクリーンではありませんが、最安値機種キンドルの重さは170グラムとソニーと変わらず、金額では71ドルの差。同価格のキンドル・タッチは3G搭載です。50ドルだせばキンドル・ファイアですし...
 
ソニーの新eリーダーは10月16日からの発売でしたが、すでに発売に踏み切っています。新型キンドル発表で、多く人がソニーの新型モデルをキャンセル、焦ったソニーは発売日を前倒ししたのかなぁ〜と邪推しています。

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