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【電子書籍リーダー】、所有率が12%!ウォルマートもベストバイもソニー製品を撤去?

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■調査会社ピュー・リサーチセンターは27日、アマゾン・コムの「キンドル(Kindle)」やバーンズ&ノーブルの「ヌック(Nook)」などの電子書籍リーダーを所有する人の割合は、昨年11月からの半年間で6%から12%にまで増加したことを発表した。電子書籍リーダーの所有率が2桁に達した背景として、競争激化により値下げや新製品の発売が頻繁に行われていることがあるとしている。

 2,277人を対象に行われた調査によると、電子書籍リーダーにもなるタブレット端末の普及率は電子書籍リーダーほど普及速度は早くはないが、昨年11 月の5%から今年5月には8%に増加している。電子書籍リーダーとタブレットの両方を所有する人の割合も3%に上っている。

 電子書籍リーダーの普及が増えている人種層は中南米系で、わずか半年間に5%から15%にまで急増している。18歳未満の子を持つ親の比率についても、6%から16%と同様の大幅な伸びがみられる。電子書籍リーダーを所有する大卒者のいる世帯の割合も、10年11月の8%から半年後には22%にまで急増している。年収が7.5万以上の世帯では4世帯に1世帯となる割合(24%)で、電子書籍リーダーを所有している。
 性別の割合では電子書籍リーダー、タブレットともに女性よりも男性の方が所有する割合が高かった。

トップ画像:ウォルマートで販売されている電子書籍リーダー。改装後、新しい什器が入った家電売り場で販売していたのはキンドルとヌックだけだ。で、ソニーは?

10年9月11日 - 【電子書籍リーダー】、ベストバイがキンドル!ソニー値上げでウォルマートはどうする?

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。1日、近所のウォルマート・ディスカウントストアに視察にいってきました。大幅に食品部門が広がり(一部ですが生鮮品も)スーパーセンターチックとなった店内画像の報告は後日いたします。で、家電売り場にも新しい什器が入り、広々とした買いやすい空間に変わっています。で、目を引くのは、アイパッドとキンドルやヌックの電子書籍リーダーです。さすがに500ドル以上となるアイパッドはガラスケースに入ったままの扱いですが、150ドル前後のキンドルとヌックはデモ機がありました。一方で、改装前まであったソニーのeリーダーが見当たりません。販売スタッフに聞くと、もう扱っていないそうです...以前、私は「電子書籍リーダーは価格訴求力がなければ勝ち目はないといえますね。有名ブランドでも売れなければ、チェーンストアは扱いをやめます」と指摘した通りの展開です。

⇒ソニーは昨年9月、新型eリーダーを発表しました。最低価格機種となるのは180ドルの「ポケット・エディション(Pocket Edition)」、そして次が230ドルの「タッチ・エディション(Touch Edition)」、最上位機種は300ドルの「デイリー・エディション(Daily Edition)」です。全機種がタッチスクリーン対応ですが、3Gはデイリーエディションのみです。一方、アマゾン・コムのキンドルは、表示画面に広告等が入る114ドルの「特価オファー・キンドルWiFi(Kindle WiFi with Special Offers)」、164ドルの「特価オファー・キンドル3G(Kindle WiFi + 3G with Special Offers)」、それに通常の139ドルの「キンドルWiFi」、189ドルの「キンドル3G」です。バーンズ&ノーブルのヌックは、タッチスクリーンで139ドルとなる「シンプル・タッチ・リーダー(Simple Touch Reader Nook)」、カラースクリーンでタブレットとしても使用できる250ドルの「ヌックカラー(Nook Color)」です。

⇒つまりソニーは9月の新製品で実質的に値上げしたわけです。で、最上位機種となる「デイリー・エディション(Daily Edition)」は、搭載機能などを競合機種と比べると、300ドルの価格設定が割高に映ります。で、ソニーの電子書籍リーダーをウォルマート・コムで調べると、99ドルとなる旧機種(残品処理?)はありますが、新しい機種はもう扱っていないようです。ウォルマートのオンラインストアも改装後のウォルマート・ディスカウントストアもソニーの扱いをやめたようです。残念ながらソニーは蚊帳の外になっています。もっと残念なのは、ベストバイ・コムでもソニーの電子書籍リーダーが見当たらないことです。ベストバイはオンラインストアで品揃えを拡大するとしているのですが、コボはあるのにソニーは旧型さえもないのです。アメリカでは電子書籍リーダーが急速に普及する一方で、日本の機種が消えていく事実...嗚呼!

 機能を増やして値上げの「ガラパゴス」戦略では、少なくともアメリカでは戦えません。

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