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衆議院財務金融委員会、東南アジア視察

8/26~8/30まで衆議院財務金融委員会にて東南アジア各国の視察に行ってきました。今回はマニラ、シンガポール、ジャカルタでした。

今回はシンガポールについて書きます。

このシンガポールという国は人口数百万の非常に小さい都市国家ですが、ASEANを含むアジア全体の金融センターとして、香港と並ぶ巨大な力を形成してきております。東京マーケットをも凌ぐ力を時として発揮すると共に、このアジア地域の中心的な都市国家として1人当たり国民所得が6万ドル、日本は4万6千ドルぐらいなので、日本の1人当たりの国民所得を大きく上回っている国であります。  

今回、我々が視察に来た目的は、この国の資産運用の知恵を聞かせてもらうことです。1つはシンガポール政府投資公社(GIC)という投資会社があり、日本でいえば、年金資産のような公的資金を運用している、政府系投資会社です。ここでは、国民の資産であり、利益を求めて、世界各国の国債・社債等に投資をしているということであります。

2つ目は、テマセク・ホールディングスです。ここは民間色の強い投資会社です。ここでは、より積極的に国の富を増やそうということで、70年代の中頃にできた会社が、今では20数兆円の資産を持つ会社になっています。そして、その運用の仕方は、世界各国の株式・債券等に投資をするということで、日本の株式は入っているのかを聞いたところ、今のところは、あまり入っていないが、アベノミクスで大きく経済が成長する可能性があることを考えれば、これからは大いに魅力ある対象だと考えているという話でした。

いずれにしても、アジアは全体で世界人口の半分近くを占めており、GDPでも、中国、日本を含むと世界の半分を占めている訳であり、その大きいアジア地域の経済的な中心地となっているのが、このシンガポールであります。

シンガポールと並ぶ、もう1つの中心地は香港です。こういった二大拠点と拮抗して、日本の東京マーケットがしっかりと成長をするためにも、ぜひアジアの中央を大きく取り込まなければならないという思いを強くした次第であります。いずれにしても、知恵を絞り、そして資産運用を繰り返す中で、1人当たりのGDPをとても高い国に仕上げたその工夫や知恵を我々は学ぶ必要があると思い、会談を終えました。

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