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働きたいけれど仕事を探さない。怠けとバッシングされる若者の理由

2013年6月18日の日経新聞はこんなタイトルでした。
「ニートの割合、過去最高2.3% 子ども・若者白書」

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15~34歳の若者を対象に12年の雇用状況を調べたところ職に就かず学校にも行っていない「ニート」の数は63万人に達した
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15歳から34歳に占める若年無業者の割合が過去最高であり63万人だという。

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1995年からほぼ一貫して右肩あがり。多少の減少は見せるものの、不景気は影響するも、好景気の時期に対して減ることもなく、どこまでその割合が上昇するのかまったくわかりません。

こういうデータが出ると、日経の記事にもあるように

・職に就かず(≠就けず)・学校にも行っていない(≠行けない)

という表現になる。あたかも自らの強い意志によって仕事に就くことも、学校に行くことも否定しているかのようです。

そして、そう表現されれば少なくないひとがやる気や根気、モチベーションの問題であると考えてしまうのもやむをえないことかもしれません。

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平成25年版子ども・若者白書では若年無業者で就業を希望しながらも、求職活動をしていない理由を調査しています(図上)。

一番大きな山は「病気・けがのため」とあります。誰でも病気を患ったり、怪我をします。この時期は療養や回復が優先され仕事を探せないでしょう。

次の大きな山は「その他」です。つまり、この資料だけでは理由がわかりません。唯一わかるのは、調査設計で立てた理由項目のなかに、あてはまる理由がないため、「その他」を選択しなければならなかったということです。

もしかしたら、質問項目を考えた担当者は、就業希望しながらも休職行動に至らない若者が掲げる理由にあたりがつかず、予想でやってみたら「その他」多数になってしまったのかもしれません。

それ以外は総じて低い山となっていますが、若干高めに出ているのが学校以外で進学や資格取得などの勉強をしているか、知識・能力に自信がない、というところです。

進学や資格取得のために勉強していることは、求職活動を主体的に「しない/できない」理由としてはまっとうでしょう。

知識・能力に自信がないという項目はどうでしょうか。ここはやる気や根気、根性と結び付けやすいようにも思います。

ただ、これは知識や能力に”自信がある”と胸を張って応えられるひととの差異を考えなければ、それが個人の問題なのか、社会的な環境によるものなのかは判断できません。

あと、私たちに必要なのは想像力と、ここまで書いてきたことに対して、どのような観点からどうアクションするかを深く考えることではないでしょうか。

若年無業者に関しては、マクロデータは多少ありますが実態を示すデータはほとんどありません。ここに対して私たちはいま独自の調査を「白書」という形でまとめています。今年10月下旬に発表予定です。

一方、数字やデータでは腑に落ちなかったり、やはりひとり一人がどのような背景や経験、環境によって”そうなってしまうのか”を知りたいという方も多くいらっしゃるかもしれません。

そのため、以下のように(残り15時間なんですが・・・)広く資金提供をお願いさせていただき、ひとり一人のストーリー、気持ちや環境の変容、働いてみて変わったこと、振り返って思うことなどを書籍にまとめて社会に発信していきたいと思っています。

明日のお昼までで、達成できないと終了となり、これまでいただいた資金も手元に残ることはありません。ぜひ、ご理解とご協力をお願い致します。
<<< 残時間15! 63% founded now, 7%up from yesterday! >>>

【ShootingStar】ニートから抜け出した若者の言葉を書籍にしたい!
~働けなかったからこそわかる、働けることの価値~

   http://shootingstar.jp/projects/64

------------------目的地と現在地-----------------

目標の金額: 650,000円

現在の金額: 411,000円<<<昨日より45,000円up!

達成率  : 63%<<<昨日より7%up!

応援者数 : 47人<<<昨日より5名up!

支援について:

○ 1,000円 Special Thanksページにお名前掲載!
○ 3,000円 書籍の原稿データ贈ります!
○ 5,000円 書籍を贈ります!
○ 10.000円 書籍と特別冊子を贈ります!
○ 15,000円 制作発表/打ち上げパーティーにご招待!ほか

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