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ついに日本版CIA設置か!

 今朝の朝日新聞の一面に、国家安全保障局(NSC)設置に伴い、内閣官房の内閣情報調査室(内調)を内閣情報局に格上げするとの記事が出ており驚きました。まさに寝耳に水のニュースです。
 
 現状、内閣官房における特別職の序列は、1)内閣官房長官、2)内閣官房副長官、3)内閣危機管理監、4)内閣情報官・内閣官房副長官補(各省庁次官級)といった具合です。新設されるNSC局長のポストは3)の内閣危機管理監と横並びの予定ですので、これでは日本のインテリジェンスを束ねる内閣情報官の位置が格下になってしまいます。そこで内閣情報官を4)から3)に格上げすることで、危機管理、国家戦略、インテリジェンスが横並びに揃うことになります。つまりこれまで格下であった内閣情報官と内調が格上げされることで、「内閣情報局」は日本のインテリジェンスの中心、つまり内閣官房中央情報局(略してCIA)として生まれ変わるのです!
 
 内閣情報監設置に伴い、内閣情報局部内も改編されます。局長の下に、国内、国外、防衛を担当する三人の情報官を設置し、その中からトップの情報監が選ばれることになるそうです。もしこのプランが実現すれば、内閣情報調査室60年の歴史の中では画期的なことです。これまで内調の歴代トップは警察、次長は外務という人事が固定化していました。他省庁から内調を見た場合、内調は警察の出城と写ってしまいますので(実際はそうとも言えないのですが)、なかなか内調と関係各省庁との連携が上手くいかなかった面もあります。警察からすれば内調トップという既得権を手放すのは「あり得ない」選択ではありますが、恐らく内閣情報官の格上げと引き換えに、この人事を受け入れざるを得なかったのではないかと推察します。もし三分野の情報官が今の内閣情報官と同じ処遇だとすれば、警察は国内分野の情報官+輪番による内閣情報監ですからそれ程悪い話でもないのでしょうか。
 
 また内閣危機管理監の方は引き続き警察のようですし、NSC局長は外務・防衛(民間という説も)、内閣情報監は警察・外務・防衛という人事でバランスが取れているような印象です。長年の懸案でありました内調トップ人事の輪番制が実現するとなれば、次の課題は、オープンソースやビッグデータを処理するセンターの設置、さらには対外ヒュミント組織の検討でしょうか。さらには情報局に対する統制や監視の問題も議論される必要があるでしょう。

 とここまで勢いよく書いたところで、新たなニュースが飛び込んできました。何と朝日の記事は誤報だったそうです。慌てて内閣官房に確認しましたが、「そんな計画はありません」とのことでした。。。

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折角作成したので…

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