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- 2010年06月17日 03:47
【トイザラス】、もうクリスマス商戦?レイアウェイに続いて恐慌時代のサービスが復活!
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■トイザラスは16日、クリスマスギフト用の積み立て口座「クリスマス・セーバーズ・クラブ(Christmas Savers Club)」を発表した。クリスマス・セーバーズ・クラブ利用者は、10月16日まで積み立てることができ、ボーナスとして10月16日までの合計額に3%の金利がつく。10月31日まで解約や償還はできないが、手数料や頭金はなく、預かり額も1回1ドルからはじめられるという。同クラブは「クリスマス・セーバーズ・クラブカード(Christmas Savers Club Card)」で運用できトイザラスとベビーザラスの店やオンラインの買物で利用できる。尚、最大2,500ドルの積み立てにはボーナスとして75ドルがつくという。
同社は昨年10月、大型ギフト商品を対象にお取り置きサービス『ビッグ・ギフト・レイアウェイ(Big Gift Layaway)』を発表した。レイアウェイは手数料と商品の頭金を支払い、60日〜90日かけて残金を支払った上で商品を受け取るサービス。同サービスでは手数料10ドルと商品価格20%の頭金が必要で、取り置きされた商品をクリスマス前にピックアップするためには、12月6日までに全額を支払わなければならなかった。キャンセル料は5ドルとなっている。
クリスマス・セーバーズクラブもレイアウェイも恐慌時代に普及したサービスだ。クレジットカードばかりか銀行口座ももてない人が増えているため、これらのサービスが復活しているのだ。
09年10月23日 - 【トイザラス】、特定商品に限りレイアウェイを開始!メリットはどこにあるのか?
⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。レイアウェイに続いて、またまた恐慌時代のサービスが復活しています。「クリスマス・クラブ」や「ホリデー・クラブ」はクレジットカードが普及するもっと前、銀行で流行っていた貯蓄プログラムです。利用者は子供たちへのクリスマスギフト用に毎週、決まった額をクリスマス・クラブ口座に預け入れて、クリスマス前に金利とともチェックで受け取るサービスです。今から100年前にこのサービスが生まれ、1930年代の恐慌時代から普及したといわれています。通常の口座だと出し入れが簡単なため、お金がなかなかたまりません。クリスマスクラブだと、「クリスマスギフトの預金」という目的のある口座で、しかも預金の早期引き出しには様々な手数料がかかりましたから、お金の管理を律することができる点で普及したのでしょう。当時は、お金を使った後で返すというクレジットカードがありませんでしたから。
⇒現在、景気は回復基調とはいえ、失業率は10%近くの高水準のままの状態です。富裕層など資産を株で運用している人は、昨年からの株価上昇で消費は(以前ほどではないにしろ)戻っています。しかし、低所得者層は仕事を減らしたり無くしたりで、さらに困窮状態に陥っています。当ブログでは先日、アメリカの生活保護プログラムであるフードスタンプ受給者が3月、4,000万人を超えたと書きました。人口約3億人のアメリカに4,016万人の生活保護者がいるのです。ざっと人口の13%!です。離婚率の高いアメリカにはシングルマザーの生活保護者もかなりいると思われます。で、クリスマスは子供にとって特別な日です。「クリスマスプレゼントがもらえない子供ほど不幸なことはない」ととばかりに、恵まれない子供たちへのおもちゃの寄付が毎年各地で行われているほどです。雇用情勢が不透明な今の時代、クリスマス・クラブに一定の需要があるといえます。
09年8月22日 - 【シアーズ】、赤字Q2で株価暴落!『中古家電を現金交換』奨励策?に命運を託す
⇒クリスマスクラブは、実はシアーズが先に始めています。昨年8月に始めたシアーズの積み立て式ギフトカード「クリスマス・クラブ・カード(Christmas Club Card)」は、3ヶ月後の11月14日に合計額に3%のボーナス(最大100ドル)がつくというものでしたレイアウェイもシアーズが復活させています。クリスマスといえば玩具のプレゼントですから、トイザラスがこれらサービスをパクっても不思議ではありません。ただ、基本的に「早期の解約や払い戻しはできない」としていますが、シアーズとは違って「ケース・バイ・ケースで対応する」と柔軟な姿勢を見せています。事故や病気でお金がどうしても必要になったお客には、状況によって対応を変えるのでしょう。そうしないと、メディアにクレームされたら、トイザラスの家族的なイメージが台無しですから。
「ニューノーマル」な時代、クリスマスクラブは多くのチェーンで採用する可能性があります。
■トイザラスは16日、クリスマスギフト用の積み立て口座「クリスマス・セーバーズ・クラブ(Christmas Savers Club)」を発表した。クリスマス・セーバーズ・クラブ利用者は、10月16日まで積み立てることができ、ボーナスとして10月16日までの合計額に3%の金利がつく。10月31日まで解約や償還はできないが、手数料や頭金はなく、預かり額も1回1ドルからはじめられるという。同クラブは「クリスマス・セーバーズ・クラブカード(Christmas Savers Club Card)」で運用できトイザラスとベビーザラスの店やオンラインの買物で利用できる。尚、最大2,500ドルの積み立てにはボーナスとして75ドルがつくという。
同社は昨年10月、大型ギフト商品を対象にお取り置きサービス『ビッグ・ギフト・レイアウェイ(Big Gift Layaway)』を発表した。レイアウェイは手数料と商品の頭金を支払い、60日〜90日かけて残金を支払った上で商品を受け取るサービス。同サービスでは手数料10ドルと商品価格20%の頭金が必要で、取り置きされた商品をクリスマス前にピックアップするためには、12月6日までに全額を支払わなければならなかった。キャンセル料は5ドルとなっている。
クリスマス・セーバーズクラブもレイアウェイも恐慌時代に普及したサービスだ。クレジットカードばかりか銀行口座ももてない人が増えているため、これらのサービスが復活しているのだ。
09年10月23日 - 【トイザラス】、特定商品に限りレイアウェイを開始!メリットはどこにあるのか?
⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。レイアウェイに続いて、またまた恐慌時代のサービスが復活しています。「クリスマス・クラブ」や「ホリデー・クラブ」はクレジットカードが普及するもっと前、銀行で流行っていた貯蓄プログラムです。利用者は子供たちへのクリスマスギフト用に毎週、決まった額をクリスマス・クラブ口座に預け入れて、クリスマス前に金利とともチェックで受け取るサービスです。今から100年前にこのサービスが生まれ、1930年代の恐慌時代から普及したといわれています。通常の口座だと出し入れが簡単なため、お金がなかなかたまりません。クリスマスクラブだと、「クリスマスギフトの預金」という目的のある口座で、しかも預金の早期引き出しには様々な手数料がかかりましたから、お金の管理を律することができる点で普及したのでしょう。当時は、お金を使った後で返すというクレジットカードがありませんでしたから。
⇒現在、景気は回復基調とはいえ、失業率は10%近くの高水準のままの状態です。富裕層など資産を株で運用している人は、昨年からの株価上昇で消費は(以前ほどではないにしろ)戻っています。しかし、低所得者層は仕事を減らしたり無くしたりで、さらに困窮状態に陥っています。当ブログでは先日、アメリカの生活保護プログラムであるフードスタンプ受給者が3月、4,000万人を超えたと書きました。人口約3億人のアメリカに4,016万人の生活保護者がいるのです。ざっと人口の13%!です。離婚率の高いアメリカにはシングルマザーの生活保護者もかなりいると思われます。で、クリスマスは子供にとって特別な日です。「クリスマスプレゼントがもらえない子供ほど不幸なことはない」ととばかりに、恵まれない子供たちへのおもちゃの寄付が毎年各地で行われているほどです。雇用情勢が不透明な今の時代、クリスマス・クラブに一定の需要があるといえます。
09年8月22日 - 【シアーズ】、赤字Q2で株価暴落!『中古家電を現金交換』奨励策?に命運を託す
⇒クリスマスクラブは、実はシアーズが先に始めています。昨年8月に始めたシアーズの積み立て式ギフトカード「クリスマス・クラブ・カード(Christmas Club Card)」は、3ヶ月後の11月14日に合計額に3%のボーナス(最大100ドル)がつくというものでしたレイアウェイもシアーズが復活させています。クリスマスといえば玩具のプレゼントですから、トイザラスがこれらサービスをパクっても不思議ではありません。ただ、基本的に「早期の解約や払い戻しはできない」としていますが、シアーズとは違って「ケース・バイ・ケースで対応する」と柔軟な姿勢を見せています。事故や病気でお金がどうしても必要になったお客には、状況によって対応を変えるのでしょう。そうしないと、メディアにクレームされたら、トイザラスの家族的なイメージが台無しですから。
「ニューノーマル」な時代、クリスマスクラブは多くのチェーンで採用する可能性があります。



