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参院選から一ヶ月。参院選総括その1。民主党の敗北。

参院選からそろそろ、一ヶ月が過ぎようとしています。私もそろそろ、自分の発信を復活しようと思います。

まずは民主党のボロ負けについて。普通、こういうのは選挙直後に書くものですが、時間が経ってこそジンワリと、冷静に、できる総括はあるものです。

まず、選挙中からずっと痛感していたのが、政党の名前を隠さなばならない運動を強いられる選挙は、選挙にならん、ということでしょうか。「あんたの応援している候補者、何党?」と聞かれ、「あのー、個人ではすごくこの候補者、頑張ってます。で、党はですね、実は『民主党』なんですー」というやり取りは数しれず。自分たち自身が党名を積極的に言えないのは、昨年の衆院選と構図は同じ。昨年以上に、党にこびりついたネガティブなイメージは、どうにもならないところにまで来ていました。

それと、党自身の姿勢も、後ろ向きすぎました。アベノミクスのリスクだとか、日本の右傾化に対する懸念を国民にしっかり伝えきれなかった、というような総括が党本部からありましたが、さて、民主党にそもそも期待されたことは、単なる「ブレーキ役」だったのでしょうか。安倍政権のリスクは確かに指摘せねばなりませんが、目指す社会像、改革の方向性、一致結束して向かう政治勢力であるというイメージが示せずに、批判ばかりしていれば国民から受け入れられるはずはありません。また、党内も「守りの選挙だ!」などと言い、組織を固めろだ何だとハッパをかけ、電話だ何だと管理体制をひいて引き締めようと努力しておりましたが、商品(党と候補者。特に党)の基本イメージやコンテンツが変わらない以上、顧客(有権者)にモノを買わせる(票をいれていただく)ことができないのは言うまでもありません。「守りだ!」と言っている時点で、西宮や芦屋と言う都市部の国政選挙は、勝利が遠のくと認識すべきと、強く思います。

改めて言うのもなんですが、私が抱く民主党のイメージは、「ブレーキ役」というよりは、「改革をガシガシ進める牽引役」というものでした。税金のムダ遣いをなくす、政官業の癒着を断ち切る、普通の国民の声が届く社会を作る、そのために改革を断行する、これが民主党の役割であるはずでした。それが政権を失った後は、改革を進めているのが安倍政権、さらにどぎつい改革を標榜しているのは維新、ストップが民主党、という具合に市民は感じてしまっているように思います。それ故、兵庫県や兵庫7区の民意は、別に自民党を圧倒的に支援したと言うわけでなくそこそこの支持をし、次に民主党を圧倒的に引き離して維新を支持する、という結果となりました。

本来、私たちのミッションは、未来の我が国のため、世界のために良質な民主主義を具現化することです。自民党がわが国の政治の軸であることは否定のしようもありませんが、自民党一党だけの政治で良いはずはありません。対峙する二つの政治勢力が切磋琢磨してこそ、わが国の政治の質は向上します。安倍政権のリスクを指摘するならば、代替案を示さねばなりません。「守る」もよいですが、「守旧」や「既得権者を守る」ように映っては元も子もありません。もちろん、世論やメディアがどう言おうとも、「守る」べきものはあります。しかし、「自民党」という強大な相手に対し、チャレンジャーとしての気概を失えば、自らの拠って立つ基盤も失ってしまう、これが昨年の総選挙であり、今回の参院選の総括です。

参院選までは世話になった党に「義」を尽くす、これが私のひとつの思いでした。もちろん、与えられた恩義は一生続くものです。が、それ以上に報いるべきは、私に期待し支えていただいた方々への恩義です。その恩義に報いるためにどうあるべきか、3年先に向けて真剣に考える日々です。

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