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生煮えの混ぜご飯、伸びた煮込みうどん

何故、与党の一員なのに、菅直人氏率いる政権を批判するのだ、と真面目な読者からメールを頂戴しました(苦笑)。

あのね、夫婦だって親子だって恋人だって、100%意見が一致する筈もありません。歩むべき道を見失っていたら、「増税で経済成長は語るに落ちた論」と臆せず助言してこそ、「親身の指導・日々是決戦」ではありませんか。

にも拘(かかわ)らず、聞く耳すら持ち合わせず、排除の論理を振り翳(かざ)すなら、それこそ悪(あ)しき「民主集中制」そのもの。譬(たと)えたなら、ペチャペチャと音を立てて御飯を食べる一家の主に、お父さん、外で食べる時に恥ずかしいから直しなさい、と諭(さと)すや、誰のお陰で暮らせてると思ってんだ、と逆上される寸法です。

今や政治家と呼び得る政治家は、小沢一郎と亀井静香の2人だけだ、と田原総一朗氏は看破しました。よく言うよ、2人を言い腐すばかりじゃないか、と茶々を入れたい読者諸氏も居られましょうが、この点に関しては少なくとも慧眼(けいがん)です。

「政権交代」後、中小企業を支える金融政策も、「共済制度」を守る法改正も、従前は維持修繕の人件費の中に紛れ込んでいた浚渫予算(しゅんせつよさん)を、「中小河川の川底クリーン事業」と銘打って創設したのも、亀井静香の智力と腕力でした。党内議論をすっ飛ばして、増税を語ってこそリーダーシップと勘違いしている御仁との、彼我(ひが)の違いは明白です。思えば、外国人参政権も夫婦別姓も、彼が反対したからこそ、閣議決定に至らなかったのです。

闇雲に民族問題を地方自治の現場へと持ち込む前に、日本人へ帰化し易(やす)い方策を確立すべきであり、同様に、旧姓・現姓の何れかを通称として選択出来る職場環境の設定こそ先決。夫婦は別姓を認め、子供は何(いず)れか一方の姓に統一せよとは“大人のミーイズム”との指摘も、正論です。

謂(い)わば、生煮えの混ぜ御飯状態、伸びた煮込みうどん状態な巨大民主党の迷走・混迷に活を入れる一味唐辛子、七味唐辛子としての存在意義。彼が代表の国民新党と衆議院に於ける与党統一会派を結成した理由も、玄米と野菜で体質改善を図り、見事にガンに打ち勝ち、「こんな国を、子供たちに残したくない。」と「二度目の人生を、国民に捧げる。」全日本プロレスの西村修氏と東奔西走する理由も、全ては、政権交代後も一向に体質改善を果たせぬ日本の政治を正す、一味唐辛子の気概なのです。

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