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久しぶりの高揚感、浮かれてばかりもいられない!

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  日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
*--*--*--* 憲 昭 e た よ り *--*--*--* 2013/8/4 第524号
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 ◇◆本人がつづる今週の一言◆◇

 メルマガ読者の皆さん、こんばんは。佐々木憲昭です。
 参議院選挙後はじめての第184臨時国会が8月2日に召集され、再び国会議事堂に活気が戻ってきました。

 初登院の日は、参議院の日本共産党の控え室に、党の衆議院議員や非改選の参議院議員、国会事務局員が集まり、当選した8人の参議院議員を迎えようとしていましたが、テレビや新聞などのマスコミ関係者も殺到して、ごった返すような状況でした。その後開かれた日本共産党の国会議員団総会にも、たくさんのマスコミ関係者が取材にこられました。

 このような状況は、私が衆議院に初当選した1996年10月(衆院26人当選)以来のことです。ほんとうに久しぶりの高揚感があります。

 しかし、浮かれてばかりはいられません。自民党・公明党の勝利を受けた安倍内閣は、ますます危険な傾向を強めているからです。

 靖国参拝問題も、ひとつの現れです。稲田朋美行革担当大臣は、8月15日の終戦記念日に靖国神社に参拝する意向を固めたと報道されました。稲田氏は、終戦記念日の参拝について1日、首相官邸に打診して了承を得たとされています。

 また、自民党の高市早苗政調会長も靖国参拝の意向を明らかにしました。高市氏は、第1次安倍内閣の少子化担当大臣だった2007年も含め、毎年、終戦記念日に靖国参拝しています。今年2月には「夏には靖国の森で、安倍晋三首相も多くの閣僚たちもご英霊に感謝の祈りを捧げられるよう、その日を楽しみに歩んで参りたい」と述べ、安倍総理と閣僚の参拝を煽ってきました。

 安倍内閣の閣僚は、今年4月にも稲田氏や麻生太郎副総理ら4閣僚が靖国神社に参拝しました。これを契機に、日本と中韓との関係が悪化した経緯があります。

 もともと靖国神社は、「天皇のため名誉の戦死」をとげた人々を「英霊」として祀る神社であり、侵略戦争と軍国主義を推進する精神的シンボルとなってきました。戦前は、侵略戦争遂行の精神的支柱の役割を積極的に果たし、戦後もこの侵略戦争を礼賛しつづけ、軍国主義復活の“旗ふり役”となってきました。1978年からはA級戦犯まで合祀している特殊な神社なのです。その内容については、8月4日付の奮戦記をご覧下さい。

 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/130804-064031.html

 その靖国神社を、国の代表ともいうべき閣僚が参拝することは、過去の侵略戦争を肯定する立場に日本政府が立つことを、公然と内外に表明することになります。それは、これまで日本政府がとってきた「村山談話」などの見地とは、まったく相いれないものです。

 再び「御国のために命を捧げる」若者をつくってはなりません。日本共産党は、今年7月で創立91年になります。この間、私たちの先輩たちはどんな弾圧をもおそれず侵略戦争に身をもって反対を貫きました。その伝統を受けつぐ反戦平和の党の一員として、私はこのような危険な動きにたいして、今後もきっぱり反対していく決意です。

 これと踵を接するように、麻生太郎副総理のナチス肯定発言が飛び出しました。麻生氏は「ドイツのワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。誰も気がつかなかった。あの手口に学んだらどうかね」と述べました。これは、明らかにナチズムを肯定するものであり、閣僚としての資格はもちろん政治家としての資質が問われます。

 内外の批判の高まりの前に、麻生氏は「ナチス政権を例示としてあげたことは撤回したい」「悪しき例として取り上げた」と開き直りました。しかし、「あの手口を学んだらどうか」と明確に述べていますから、「悪しき例」として取り上げたものではないことは、誰の目にも明らかです。

 日本共産党は、衆参の議運委理事会で、私と仁比議員が、「麻生副総理から説明を聞ききちんとした質疑を行うべきだ」と主張しました。

 このナチス肯定発言は、石破幹事長の軍事法廷・死刑発言とともに、安倍内閣の危険な本質が現れたものです。野党は、昨日の国対委員長会談で、予算委員会での集中審議を求め、衆参の議運委員会理事会で私と仁比聡平議員が臨時国会の場で議論すべきだと意見表明を行いました。与党は、直ちに応ずるべきです。

 → http://www.sasaki-kensho.jp/kokkai/130802-100000.html

 私たちの目前には、消費税増税、TPP交渉参加、米軍基地、憲法改悪など、日本の将来を揺るがす大きな課題が山積し、日本は重大な岐路に立っています。

 躍進したとはいえ、日本共産党は国会内ではまだまだ少数です。多くの国民の皆さんと手を携え、暴走安倍内閣と対決し、国民の暮らしと平和を守る“死力を尽くすたたかい”を組織しなければなりません。

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