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東京都が脱法ドラッグ啓発サイトを開設

ウェブサイト「みんなで知ろう違法(脱法)ドラッグ」を開設・・・今日の午後、東京都からこんな発表がありました。
報道発表によると、このサイトは、若者が抱える疑問に対してQ&A形式を交えながら分かりやすく解説しているほか、PDF版で印刷して地域の薬物乱用防止教室や学校の授業等にも活用できる工夫がされているといいます。
脱法ドラッグ問題が拡大し始めて数年、ようやく情報も少しずつ充実してきたようです。
リンク先を見る
↑東京都が開設したサイト

●とりあえずここからスタート、さらに大きく育ってほしい
公的な機関が直接運営するサイトは、どうしても、取り上げる情報が無難なものばかりになりがちです。その結果、実際に脱法ドラッグに手を伸ばしがちな若者にとって、知りたいこと、気になることがまるでカバーされていないものになってしまいやすいのです。

いま、脱法ドラッグについて、もっと知りたいと考えているのは、以下のような人たちだと思われます。
①脱法ドラッグのユーザー
②ユーザーの家族や友人
③啓発・予防活動に関わる人たち
これまで公的機関が発信する情報のほとんどは③の層に向けたものであり、①のユーザー本人や、②の悩んでいる家族や友人のニーズに対応する内容は、ほとんどありませんでした。でも、切実に情報を求めているのは、当事者やその家族なのです。

私のところには、よく匿名の相談電話が寄せられますが、その内容はときに微妙で、ときには深刻です。しかし、相談内容のほとんどは法律家である私の立場では対応できないため、相談すべき専門機関をお知らせすることしかできないのですが。
でも、どんな機関が、どんなサービスをしてくれるのかといった案内だけでも、貴重な情報だといえます。さらに、薬務当局、保健所、医療機関などの関係各機関で受け付けた相談事例や解決事例などが加われば、助けを求めている人たちにとって貴重な情報となることでしょう。

とりあえず、啓発サイトがスタートしました。これを大きく育てていくのは、これからの使命です。

[参照]
①東京都が開設した啓発サイト
「みんなで知ろう違法(脱法)ドラッグ」
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/no_drugs/
②サイト開設に関する報道発表
ウェブサイト「みんなで知ろう違法(脱法)ドラッグ」を開設(2013年8月1日)
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2013/08/20n81200.htm

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