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得票伸びも“自共対決”/政権の批判票受け皿に

 今回の参院選結果を前回参院選(2010年)と比べると、比例代表で得票数を伸ばしたのは日本共産党(145%)と自民党(131%)だけでした。得票からも「自共対決」が浮き彫りになっています。

 日本共産党を除く野党は軒並み得票数・率を減らし、民主は39%、みんなは60%、社民は56%に後退しました。維新の会も、国政に進出した12年総選挙時と比べ、52%に減らしました。与党の公明党も得票数を前回比7万票減らしています。

 各紙はそろって、日本共産党が「経済政策から改憲まで自民とは対極の立場を鮮明にし、政権への批判票を取り込んだ」(「東京」)、「非自民票の受け皿となった」(「日経」)と指摘しています。

 自民党は「圧勝」と報じられていますが、得票数(1846万票)は政権を失った09年総選挙時(1881万票)を下回ったままです。獲得した65議席の72%は選挙区(47議席)で、そのうち1人区が62%(29議席)。大政党に有利な選挙制度により、34・7%の得票率で53・7%の議席を得ています。

 米軍新基地建設が重大争点となり、安倍首相が“異例の離島巡り”までしてテコ入れを図った沖縄選挙区では、糸数慶子氏(日本共産党推薦、社大党委員長)が自民党の公認候補を破るなど、民意の厳しい審判を突きつけられています。

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