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「国防軍」を憲法に明記すべき

選挙戦終盤。

「国民の防衛意識を超える防衛政策はつくれない」 

なぜなら、国民が政治家を選ぶからです。

しかし、それを国民のせいにしてはいけない。

国民の皆さんに情報を開示して、議論を喚起していくのが政治家の責任だと思うからです。

そこで、普段から考えていることをこの機会に少し整理してブログにまとめました。

いまだに自衛隊は不要だと言う人がいます。存在そのものが〝違憲〟であると言う人がいます。東日本大震災での活躍を見て「自衛隊を救助部隊にしてしまえばいい」などと言う人もいました。

ハッキリ言います。それはとんでもない勘違いです。もし、災害派遣や人命救助を目的とした組織だったら、東日本大震災であそこまでの救助活動や復興支援はできませんでした。

なぜ、自衛隊が未曾有の大災害で粛々と任務を遂行できたのか。

それは常に「最悪の事態」を想定して訓練を積んでいるからです。

日本が他国に攻め込まれて存亡の危機を迎えるような状況まで想定して、自衛隊は毎日過酷な訓練をしています。本当に過酷な訓練です。だから、津波に呑まれて瓦礫に埋もれた場所であっても、救援物資を運ぶための道路を啓開し、多くの生命を救うことができたのです。これが災害救助だけを考えた部隊だったらどうだったでしょうか。

東日本大震災のような未曽有の災害が起こってしまったら、おそらく瓦礫の前に立ち尽くすばかりだったのではないでしょうか。本当に日本を守り抜きたいのであれば、もっと自衛隊について認識を深めてほしい。自衛隊の本分はあくまでも〝国防〟です。他国から攻め込まれる危機に備えて全国に配置され、万が一のことまで想定して、日夜訓練に励んでいます。

今、日本には多くの危機が迫っています。皆さんを不安にさせるかもしれませんが、正直な話をすれば、現在の自衛隊の規模では、日本を守り抜くには何もかもが足りません。

日本を守る、ということを考えた時、絶対に欠かせないのが自衛隊です。国家の非常事態に国民の命を守る最後の砦は自衛隊です。それが他国からの脅威であれ、自然災害であれ、自衛隊がいなければ何も進まないのです。国民ひとりひとりが「国を守る」という意識を強く持つと同時に、国防の要である自衛隊について真剣に議論する時がきています。

昨春、自民党は憲法改正草案を発表しました。そこで議論されたのは、集団的自衛権と、憲法で自衛隊の存在をハッキリと明文化するべきだということ。集団的自衛権について、主権国家として「保有すれど行使しない」というのはおかしい。主権国家として集団的自衛権を認めるとの結論になりました。

自衛隊について、当初の案では「自衛軍」と書かれていましたが、私は「国防軍」にするように強く主張しました。領土、国民、主権、国益、国柄を守るわけですから、まさに名は体を表す国を守る「国防軍」という名称が一番しっくりきます。

そして何より、命を賭して任務を遂行する彼らにふさわしい名称だと確信しています。最終的には「国防軍」と明記されました。これが新しい時代への第一歩となれば幸いです。

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