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「我慢強い人」「弱音を吐かない人」は、人間関係を豊かにできない

目から鱗というか、実に耳が痛い指摘を読んだのでご共有です。

人に頼れない、ということ

「我慢できること」「1人で頑張ること」「弱音を吐かないこと」「人に迷惑をかけないこと」といった価値観は、社会生活を送るうえでは必要なことです。ほとんどの者は、これらの価値観を何の疑いもなく「正しいもの」と受け入れているのではないでしょうか。

しかしこれらの価値観は、子どもに生き辛さを与える側面があることに気づいている人は少ないでしょう。

「我慢できること」は、見方を変えれば「自分の気持ちを出さないこと」になります。そうするとストレスがたまっていき、爆発を引き起こすことになります。また、我慢をすることは、「人に頼らない態度」を身に付けることになり、他者との間に良い人間関係を築けなくなります。

文脈は子育ての話なのですが、これはどう考えても、大人にとっても同じことがいえます。

なぜ耳が痛いかというと、これ、ぼくもまさに「弱音を吐かない」「1人で頑張る」という人間なんですよね。自覚症状はありました。要するに、誰かを頼りにするのが絶望的にへたくそなのです。

会社を創らずフリーランスを貫こうと思っているのは、そういう根本的な性向があったりします。友だちらしい友だちがほとんどいないのも、きっとこれと関係しているはず。結局、孤独な方を望んでしまうんですよね。妻と子どもさえいればいいか、と。

ぼくは中途半端に器用なのか、意外とこれまで「1人で頑張る」ことができちゃったんですよね。今もフリーランスでとりあえず食っていけてますし。今はいいんですが、何かの事情で収入が不安定になったら、うまく他人を頼ることができなくて苦労しそうな気がします。

さらにいうと、経営者として組織を率いている人は、みなさん「頼り上手」なんですよね。自分に天使が付いているかのごとく、自信満々に「これ、助けてくれませんか?」と頼る経営者も見かけます。もちろん頼り方が上手なので、嫌な気はまったくしません。うーん、死ぬまで真似でいない芸当です…。

そんな反省もあって、自分の娘には「頼り上手」になってもらいたいなぁ、とか思っています。自分ひとりで溜め込むのはよくないですからね。特に「他人に迷惑をかけてはいけない」というメッセージは、極力伝えずにいきたいと思います。人間誰しも、生きてれば迷惑かける存在ですからね。

関連記事:「人様にご迷惑をかけてはいけない」?「適切な迷惑」の掛け方がへたくそな日本人

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