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3・11後の世界の共感を台無しにした日本のヘイトスピーチ

 一部の団体が「朝鮮人を殺せ」などと叫びながらデモ行進を行っていることなど受け、鈴木邦男一水会顧問と有田芳生参議院議員が7月9日、外国特派員協会でいわゆるヘイトスピーチ問題の社会的背景などについて講演を行った。

 国会でヘイトスピーチ問題を積極的に取り上げてきた有田氏は、大阪の鶴橋駅前で14歳の女子中学生が在日韓国・朝鮮人たちに向けて「鶴橋大虐殺を起こしますよ」と語っている様子を映したビデオが、ネット上で多くの外国語に翻訳されて出回っていることを紹介した。これを受けて外国人記者から「3・11の直後に世界から共感を得ていたはずの日本が、この1本のビデオによってそれを失ってしまったのではないか」などの指摘があった。

 また、鈴木邦男氏はこうしたヘイトスピーチの実態が、インターネットなどを通じて海外には広く流布されているのに対し、日本国内ではメディア報道も少ないため、日本人の多くはそのようなことが起きていることを知らないのではないか、と指摘した。

 日本における昨今のヘイトスピーチの広がりをどう見るべきか、なぜ一般の日本人はこの問題に真剣に向きあおうとしないのかなどを、ジャーナリストの神保哲生と社会学者の宮台真司が議論した。

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