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WHERE DOES MY MONEY GO?-自分の税金が1日いくら、何に使われているかを可視化するサイト。

先日の、MITメディアラボ×朝日新聞シンポジウム「メディアが未来にできること」のパネルディスカッションの中で興味深いサイトが紹介されていたので、眺めてみた。

WHERE DOES MY MONEY GO? 〜税金はどこへ行った?〜というのがそれ。年収のうちいくらが市税や町税で、それらが何の目的に使われているのかを可視化するWEBサービスだ。

知らなかった。


リンク先を見る
2012年に日本で最初に横浜市から始まった。

自分の年収を入れると、税金が1日当たりの金額で何に使われているかがすぐに確認できておもしろい。なるほど、税金ってこういう用途に使われているのね、とか、こういう項目により多く使われているのね、というイメージが湧いてくる。

なによりも、シンプルでわかりやすく美しいUIがいい。

サイトによると、「イギリスの Where Does MyMoney Go? を参考に、日本でも公共データのオープン化によって、地域社会を変え、日本社会を変え、世界にも影響を与え、貢献して行こうという思いを持って集まったメンバーによって構築、運営されています」とある。

日本では、オープンデータの具体化を目指すOpen Knowledge Founation Japanによってサポートされているが、運営は市民の手でされているのがいちばんの特徴。つまり、誰でも自分の街のバージョンを立ち上げることができる。

現在、横浜市版、千葉市版、仙台市版、福岡市版、北名古屋市版、宮城県南三陸町版、北海道江別市版、北海道札幌市版、京都府京都市版、東京都小金井市版がある。

自分の住む街がこの中にないなら、作ってみて、という考え方。

そう、こういうムーブメントに「自分が参加できる」のが今という社会なのだ。情報やサービスは、与えられるだけのものではなくなった。

ユーザ側の視点に立って考えると、こうやって“可視化”されて初めて見えてくるものって、あるよね。

でもたとえば、そんな私を「可視化されないとわからないだなんて、これまで税金の使い道について知らなかったの? 考えたこと、なかったの?」という人もいるかもしれない。えーと、でも、ちょっと待ってくださいね。

だって、自分の年収につき、1日いくら何に税金が使われているか、ということまで知っている人って、そうそう、いないよね。それが、テクノロジーを使った可視化っていうことじゃないかな?

テクノロジーやオープンデータ化で、もっとさまざまなものが私たちの目に見えるようになれば、世界の感じ方が、きっと、変わる。そしてそれは、新しい世界への出発なんじゃないかな、と思うんだけど。

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