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ワタミグループ創業者・わたなべ美樹氏が参議院選挙に出馬

外食、介護、農業などの事業を手掛けるワタミグループの創業者であるわたなべ美樹氏が、31日記者会見を行い、自民党の公認を得て、7月に行われる参議院選挙に全国比例代表として立候補すること明らかにした。

会見冒頭で、「震災後、陸前高田市の参与として活動している際に、予算を取ること、森をきること、一つ一つが非常に遅いことに市民とともにイライラしていた」と語り、こうした経験を通して国政への意識が高まったと述べた。

わたなべ氏は国政の役割として、外交・国防・経済・教育・福祉の5つを挙げ、その中でも経済・教育・福祉の3つについてノウハウを持っているとアピール。経営者としての業績や、私立学校の理事長としての経験、介護事業などの経験を、こうした分野に生かしていきたいと語った。

また、経営者として安倍政権の経済政策"アベノミクス"を「見事な政策だ」と評価。出馬の経緯について、金融緩和や財政政策が一定の効果を生んでいるとした上で、「こうした政策にあわせて実態経済の成長を後押ししていかなければならない。ここからが勝負だと思っている。そのために私の力を使いたいと考えている時に、安倍総理からお声を掛けていただいた」と説明した。

TPPについては、賛成の立場をとることを明言。その一方で、「強い農業」を実現しなければならないとも述べ、そのために大規模化や6次産業化、経営力の強化といった方策を採るべきだとの自説を展開した。

出馬に当たって自民党を選んだ理由については、「現在世界を相手に仕事をしている中で、日本という国が尊敬、信頼されていないということを実感した。その理由は、言うことが変わってしまう、できないことを言ってしまうからです。今回、各国の政治家と話をしていると安倍政権への期待を感じる。それは、言っていることがブレていないことが評価されているのだと思う。私は今回の選挙に仮に自分が出馬しなくても自民党が勝利し、安定政権の基で日本は前に進んでいかなければならない、と考えていました。そうでなければ世界から見捨てられてしまう。そう考えていたからこそ自民党を選んだ」と話した。

最後に「自分は29年間お客様のためだけにビジネスをしてきた。これからは、国民のために学び、国民のために力を使うことにチャレンジしたい」と出馬に向けて、改めて自らの思いを述べて会見を終えている。

【取材・執筆:永田 正行(BLOGOS編集部)】

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