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1995年6月9日の「戦後50年決議」を振り返る。

●村山談話が出される2か月前の95年6月9日、衆議院では「歴史を教訓に平和への決意を新たにする決議」が、かろうじて可決された。


●戦後50年決議の必要性については、すでに1年前の自社さ政権の発足時に政策協議の重要なポイントとして掲げられていた。


自民党が与党に復帰する条件の一つが「戦後50年決議」だったのである。


●だから、1年たった95年の通常国会で、自民党は、不承不承この決議に賛成せざるを得なかったのである。

しかし、参議院では、自民党の抵抗が強く、結局この決議は見送られて、衆議院だけの決議に終わった。


●しかし、衆議一院だけの不十分な決議だったが、これがあったために、2か月後の村山談話に結び付けることができたのである。


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 1995年6月9日衆議院決議 全文

「歴史を教訓に平和への決意を新たにする決議」
「本院は、戦後五〇年にあたり、全世界の戦没者及び戦争等による犠牲者に対し、追悼の誠を捧げる。


また、世界の近代史上における数々の植民地支配や侵略的行為に思いをいたし、わが国が過去に行ったこうした行為や他国民とくにアジアの諸国民に与えた苦痛を認識し、深い反省の念を表明する。


 我々は、過去の戦争についての歴史観の相違を越え、歴史の教訓を謙虚に学び、平和な国際社会を築いていかなければならない。


 本院は、日本国憲法の掲げる恒久平和の理念の下、世界の国々と手を携えて、人類共生の未来を切り開く決意をここに表明する。」



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