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地方を含めたわが国の総合力発揮のために ふるさとの視点からの日本再生 - 党福井県参議院選挙区第3支部長 たきなみ 宏文(41)

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後援会の皆さんとミニ集会の たきなみ宏文支部長

 18の春に郷里を離れて約20年、中央・世界で修行をさせて頂きましたが、この間、様々な政策が「都会」中心になってきたことを憂い、「ふるさと」福井に戻りました。

 福井市をはじめ県内各地の街中に歯抜けの土地が散見され、かつての活気が失われている地方の現状に心を痛め、政治の重要性を再確認しました。そして、福井県連で初の国政選挙候補者の公募に申請して、党員投票の結果、公認を頂きました。

 その選考過程でも特に強調したのは、「地方難」の問題です。人口が流出し、民間経済活動も都会中心となり、地方の思いが届かない今、如何(いか)に(都会ではない)「ふるさと」の生活を守り、地方の経済社会を活性化させたらよいのか……。

 今では、都会の生活しか知らない方々が増え、東京、大阪、名古屋などをどのように世界の諸都市より「高い山」にするかの議論が横行しています。

しかし、わが国は、シンガポールのような都市国家ではありません。北海道から沖縄に至る日本列島全体で、より良き国家をどのように創るかということが本来の課題であるはずです。山が高くなるためには、裾野は広くなければなりません。山頂でリーダーとなる都市が高みを望むのならば、裾野である地方の想いをすくいあげる力量が必要です。

 「強くて優しい」都市でなければ、地方は付いて行けません。強い人が同じ社会の仲間である弱い人を優しく助けること―硬い言葉で言えば、強者から弱者への再配分―が政治の本質とすれば、発展した都会から地方に再配分することも政治の重要な役割ですが、その点が忘れられているような気がしてなりません。

 地方を切り捨てて都会だけで勝負をする訳ではないのでしょう。例えば、福井県は、関西の電力の約半分を提供してきました。このような地方からの貢献を度外視しては、我が国全体の総合力を以(もっ)て世界の中で生き抜くことができません。

 1票の格差についての違憲判決が続いていますが、そもそも各県にまず1議席を配分する「1人別枠方式」が否定されることが問題ではないかと思います。一つの地方を代表することの意味があまりに軽視されてないでしょうか。

 極論ですが、どこかの県(例えば沖縄)で、日本の中央は十分に自分達の思いをくんでくれないと、住民投票をして日本から出て行くと過半数で決したらどうするのでしょうか。山が裾野から崩れてしまいます。安易な平等主義だけでは国は保てません。現行憲法解釈としてそうなるのだと裁判所がいうのであれば、これこそ憲法改正の重要な論点であると思います。道州制やエネルギー政策、人口問題など、このような「ふるさと」の視点からわが国を見直すべき点は多々あります。

 人口減少、周辺国との軋轢(あつれき)など「国難」でもある今、ふるさとの視点からの日本再生を様々な角度から訴えて行きたいと思います。

 

滝波 宏文(たきなみ・ひろふみ)

 昭和46年10月20日生まれ。福井県大野市の小中高、東京大学法学部卒業。大蔵省入省。米シカゴ大学大学院公共政策学修士、米国公認会計士資格を取得。内閣参事官補佐(官邸スタッフ)、財務省主計局主査、人事企画室長、米スタンフォード大学客員研究員、財務省広報室長、機構業務室長を経て24年12月、財務省を退官。ふるさと福井に戻り参院選候補者の公募に応じて党員投票で党福井県参議院選挙区第3支部長に就任

 

たきなみ 宏文事務所

〒910-0854 福井市御幸4丁目20-18 オノダニビル御幸

TEL:0776-28-2815   Fax:0776-28-2816

E-mail:info@takinami.info

たきなみ 宏文ホームページ

http://www.takinami.info

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