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今度は日韓関係が悪化か?

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 今日の自民党外交部会で、朝鮮王朝儀軌等、韓国政府に引き渡す図書について議論が行われた。

 この問題の発端は、韓国に対する8月10日の総理談話だ。

 そこには、
「日本が統治していた期間に朝鮮総督府を経由してもたらされ、日本政府が保管している朝鮮王朝儀軌等の朝鮮半島由来の貴重な図書について、韓国の人々の期待に応えて近くこれらをお渡ししたいと思います」――となっている。

 この談話を発表するために、韓国を刺激するからという理由で防衛白書も8月に出すのをやめて、9月に出した。そこで最初に作った防衛白書は廃棄処分にされた。大変なムダだ。これで、事業仕分けとは?

 先日の11月14日、APEC首脳会議の際、日韓首脳会談の機会をとらえ、両首脳立会いの下、前原外務大臣及びキム・ソンファン韓国外交通商部長官により「図書に関する日本国政府と大韓民国政府との間の協定」(略称・日・韓図書協定)に署名が行われた。

 協定の概要は、朝鮮半島に由来する図書(1.205冊)を韓国政府に引き渡すというもの。政府は、本協定の締結により、日韓両国間の文化交流及び文化協力の一層の発展を通じて、日韓両国及び両国民間の友好関係の発展に資することが期待されると述べている。

 本当にそうだろうか。

 今朝の自民党外交部会では、新藤義孝議員が、この件に関して、最初にフランスの例を挙げた。
 
 1866年、フランス軍が朝鮮の江華島にあった外奎章閣所蔵の図書(191種・297巻)をフランスに持ち去った事件がある。フランス政府は現在、返還を拒否している。返還という事態になれば、同様の問題を持つ他の西欧諸国にも波及し、収拾がつかなくなるためで、日本がその先鞭をつけてしまう恐れがある。

(例えば、英国の大英博物館の展示品もどうなるか?)

 次に、韓国の中央図書館等(ソウル大学には京城帝国大の蔵書が引き継がれる)には、日本の植民地統治時代に搬入された日本の古典籍があり、死蔵されている。

 なかには日本に存在しない稀購本も含まれている。韓国の国立中央図書館等では1970年代後半に国立中央図書館等『外国古書目録(中国・日本編)』(4巻)を刊行しており、その第3巻の凡例では、「国立中央図書館では現在15.963種、85.953種の外国古書を収蔵しており、これらは中国と日本の古書である」とし、その蔵書数が明記されている。

 さらに、現在、戦前に対馬藩主の宗家から朝鮮総監督府に流出した文書・約3万点が、韓国の国家機関である国史編纂委員会に所蔵されている。

――と発言・説明をした。

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