記事

Bitcoinの生みの親は望月新一京都大学教授であるとテッド・ネルソンが主張 「Satoshiはアイザック・ニュートンに比するほどの人物だ。ノーベル賞を与えられるべきだ」



アメリカの社会学者でコンピュータの学者でもあるテッド・ネルソンが「Bitcoin(ビットコイン)の本当のクリエーターは、望月新一に違いない」と主張するYouTubeビデオをUPしました。以下はその抄訳:
私はテッド・ネルソンだ。今日は2013年5月17日の夕暮れ時だ。
今夜はSatoshi Nakamotoというニックネームを使用している謎のBitcoinのクリエーターの正体について、語りたい。
Satoshi Nakamotoが実際には誰であるか……それを知りたい人は世界に何千人も居る。

ビットコインは分散型のデジタル・マネーだ。
このシステムを構築した人が誰であるかは、ずっと謎だった。
ビットコインのことをバーチャル・カレンシーだと形容する人が多い。

でも私は「電子的な金(Gold)」と呼びたい。
ゴールドと同様、ビットコインには中心的な権威が無い。
ゴールド同様、誰もがテスト(試金)することができるし、ゴールド同様、だれもが採掘(mine)することができる。
そしてゴールドのように供給は限られているのだ。
だからその価値は上昇する。

そしてゴールド同様、ビットコインは輝いている(brilliant)。
いろんな面に於いてビットコインは素晴らしい。
すごくよく考えられているし、狡猾だし、いろいろな側面を持っている。

ビットコインは多段的なクリプト・グラフィック・システムを有している。
ユーザー、ビルダー、オペレーターのそれぞれに、ビットコインを使うモチベーションを与えるように設計されている。
多人数間でのトランザクションが出来るようにスクリプト言語まで用意されている。
既に5年の歳月が経っているが、ビットコインは今でも生きている。

ビットコインを発明した謎の人物は、「ローン・レンジャー」のように正体がわからない。彼は「ローン・レンジャー」が銀の弾丸(シルバー・ブレット)を残したように、ビットコインだけを残した。
そのソフトウエアはオープンソースであり、巧妙な上に、奥が深い。
この謎の人物は「さとし」とだけ知られているが、彼の本名を明かそう。

2008年にSatoshi Nakamotoというニックネームの下にある論文が明らかにされた。
そこではクリプトグラフィーに基づいた、分散型のデジタル・マネーの可能性について議論されていた。
その直後、彼はソフトウエアをリリースし、コトを始めたのだ。
最初の50個のビットコインが出された。
するどい人間は、新しい金儲けの方法に気が付いたはずだ。
これがゴールドラッシュのはじまりだ。

最初のビットコインによるモノの購入は1万ビットコインによるピザの購入だった。
このピザの購入代金は今では100万ドル以上の価値に相当する。
Satoshiはアイザック・ニュートンに比する人物だ。
ところでニュートンも貨幣の鋳造に興味を持っていた。
他人事とは思えないつながりを感じる。

世界の中で、自分だけが、ある概念を理解するということ……それがどんなキモチか、私にはわかる気がする。
それは恍惚(エクスタシー)であると同時に悔しい感情に他ならない。
Satoshiは学術論文を公表し、学会から認知されるという伝統的な方法に依らない。むしろ勝手に実践し、後になって自分の理論が現場で証明されることを好む。

孤高の立場を貫くには、卓越した洞察、ゆるぎない決心、厚かましさ(chutzpah)が必要だ。
それは普通の人にはパラノイアと言う風に映るかもしれない。
ウッディ・アレンいわく「後になってわかること(posterity)はインテリの宗教である」
このように私にとってSatoshiの正体を探し求めることは、ずっと昔に生き別れになった弟を探し求めるようなことだった。
他の人々はクリプトグラファー(暗号解読者)やインターネットの関係者の中からこの謎の人物を探し出そうとしていた。
まるで警察が「いつもの容疑者」をしょっぴくようなやり方でね。

でもこの謎の人物は、そのようなフツーの人間ではない。
彼は背丈の高い草の中に潜んでいる。
そして彼は気長な追いかけっこを楽しんでいる。
シャーロック・ホームズなら、この謎をどう解く?
ホームズなら犯人になったキモチで、犯人の視点から分析するだろう。

(中略)

2012年8月にSatoshiは本名で論文を公表した。
その本名とは望月新一である。

(後略)
テッド・ネルソンは「京都大学はもっと世界から認知されるべきだ」と主張しています。また「望月新一はノーベル賞を与えられるべきだ」とも論じています。

なおバーチャル・カレンシーの分野は現在、アメリカのベンチャー・キャピタルが鋭意投資を進めている分野であり、一例としてユニオン・スクエア・ベンチャーズのフレッド・ウイルソンもこの分野への投資を最優先しています。

【参考】
望月新一ホームページ
キプロス危機で注目されるビットコイン

あわせて読みたい

「ビットコイン」の記事一覧へ

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    BLOGOSサービス終了のお知らせ

    BLOGOS編集部

    03月31日 16:00

  2. 2

    なぜ日本からは韓国の姿が理解しにくいのか 識者が語る日韓関係の行方

    島村優

    03月31日 15:41

  3. 3

    「いまの正義」だけが語られるネット社会とウェブ言論の未来

    御田寺圭

    03月31日 10:09

  4. 4

    カーオーディオの文化史 〜ドライブミュージックを支えた、技術の結晶たち〜

    速水健朗

    03月30日 16:30

  5. 5

    BLOGOS執筆を通じて垣間見たリーマンショック後10年の企業経営

    大関暁夫

    03月31日 08:27

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。