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ネット選挙への不安:ツイッター上の誹謗中傷に心折れる政治家が死屍累々?

ちょうどネット選挙関係の話をしてきたので、ブログでも。


匿名アカウンコにやられる政治家が多数でてくる?

ぼく自身、2010年に田村耕太郎さんの選挙活動を手伝った経験があるのですが、政治家に対して匿名アカウントで「氏ね」「アホ」「バカ」と伝えてくるウンコさんたちは、どうやっても数多くいらっしゃいます。あれは手伝っていて心を病みそうでした…。

(ちなみに当時、田村さんは「まだ決めていないって言ってるだろ。本名も名乗らずに無礼な発言する卑怯者はブロック当たり前だ!お前らこそ卑怯者だ!本名名乗ってから文句いえ!」と発言して炎上しました笑 まったく正論ですけどねぇ。)


ネット選挙解禁によって、選挙中にもツイッターやらフェイスブックの利用ができるようになるわけです。喜ばしいことですが、少なくない政治家がこの手の匿名アカウンコたちの攻撃に耐えられないのではないか、という点だけ不安です。

田村さんのようにブチ切れる例もあれば、心を痛めて発信を辞める人も出てくるでしょう。実際、大して得票数に関わるわけでもないでしょうし。


ツイッターではなく、良質なコミュニティで対話を

どうやっても匿名アカウンコたちはいなくなりません。これはもう、世の中にいじめがなくならないのと同じことです。人間がウンコをするように、匿名アカウンコは存在しつづけるのです。

そんなわけで、ネット上で対話をする場合は、ツイッターのような乱雑な場ではなく、しっかりとオーガナイズされたコミュニティで行うべきです。


具体例を見ていきましょう。たとえば、松田公太議員や、港区議員の横尾さんが活用したBlabo!

Blabo!は「アイデアを募集する」という場で、アイデア投稿するユーザーも建設的なマインドを持っている方々ばかりです。ここには匿名アカウンコの入り込む余地は微塵もありません(誹謗中傷がもしあったとしても、運営側が即刻削除するでしょう)。

画像を見る

こういう場でなら、政治家と市民の対話はより建設的なかたちで実現されます。まだ認知度の低いサービスなので、ぜひ多くの政治家に知ってもらいたいところです。


ハフィントンポストのコメント欄も、よくオーガナイズされたコミュニティとなっています。コメントは基本的に人力でチェックされ、誹謗中傷や個人攻撃ははじめから掲載されないという徹底した方針です。すばらしい。

・このコミュニティは、直接であれ間接であれ他人を攻撃、中傷または侮辱することは容認しません。また議論の脱線、乗っ取りまたは相手が感情的に反応するよう仕掛けることも容認しません。この種のコメントは、コミュニティから削除されます。

ハフポ日本版のコメント欄の運営方針が興味深い—コメント欄も編集対象!


ハフポはブログ機能を持っておりますので、投稿権限を持っている政治家の方は積極的に利用し、コメント欄を用いて対話をするとよいと思われます。安倍首相もハフポに参加しましたし、うまく使っていってもらいたいところ。

画像を見る


というわけで、ツイッターは匿名アカウンコの巣窟ですから、政治家の方には、Blabo!ハフポをはじめとした良質なコミュニティの利用をおすすめします。ムダなダメージ喰らいますし、何より不毛ですしね。ウェブ上の議論というものは、場所を変えるだけで段違いに建設的になるのです。

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