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民主党代表選は、「トロイカ体制」=「談合3兄弟体制」で回避へ

民主主義とは、「最後は選挙で決める」ことだが、民主党は、「最後は談合で決める」ということのようだ。選挙をすれは、激しく争うからしこりは残る、だからといって選挙を回避したら、しないことでのマイナスも多い。

民主党は、憲法とか安保政策など、議論すると分裂しそうになる問題は、議論をしないで先送りをする。でも、普天間問題のように、期限があって決めなくてはならなくなると、どうにもならずに鳩山総理は辞任した。

今回、菅・小沢会談で、代表選が回避されても、民主党の「脱小沢」路線がなくなると、世論の支持も低下する。そこで、また、あの時に代表選をしていれば良かったということになる。

代表選回避に突如登場したキーワードが「トロイカ体制」という言葉、これは、菅・鳩山・小沢の3人体制のこと、これに参院会長の輿石氏が加わるということだ。

メディアは、民主党の代表選で党員・サポーターが一票を行使できなくなることをあまり大きく報道しない。民主党の分裂回避を応援し、談合・話し合いを支持しているようだ。
 
自民党だと、総裁選を回避しようものなら地方の党員から反発を受け大変だ。だから最近は、必ず複数候補が出て政策論争がおこなわれる。その際、マスコミは「出来レース」と批判するが、実際の選挙戦は熾烈なものだ。今回の民主党代表選は、メディアが大きく影響を行使している。

小沢代表が立候補することになって、朝日新聞(8月29日)は一面で、「仙谷氏政治資金長男側に 計320万 ビル賃料補填か 事務所・人件費名目で」という記事が躍った。これによって、小沢氏側が求めていた「仙谷官房長官の更迭」も可能となった。

朝日新聞は、小沢氏に代表選に出て欲しくない。そこで、こうした高等戦術をつかったのだ。さらにマスコミ各紙は世論調査を実施し、菅総理の圧倒的な世論の支持を大々的に報道した。この朝日新聞の記事と世論調査報道で、状況は一変し、菅総理側が小沢氏に折れて、代表選回避へとの動きとなった。

昨日の菅・鳩山会談で、「トロイカ」体制が浮上した。今日の「菅・小沢会談」で、「トロイカ=団子3兄弟」が「談合3兄弟」体制に変質し、菅総理は、小沢氏の圧力に屈する形で代表選は回避される可能性が大きくなった。

結局は、政策論争もなく、矛盾を抱えたままで、菅政権は続投される可能性が大きくなった。民主党は、お得意の分裂をさけるための論争と選挙を回避することになるが、今、問題なのは、民主党は何をしたいのかがハッキリしないことだ。景気対策はどうするのか、また、マニフェストは見直すのか、消費税は?といったことなのである。

今回、民主党の代表選が回避されることで民主党の分裂は避けられたが、それによって民主党内の政策論争は先送りされ、日本丸の舵も漂流と混迷を続けることになる。これで、次期総選挙に立候補しないといっていた鳩山前首相が早くも復権することになる。 

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