記事

毎月15万冊!を集めるバリューブックスの「古本寄付(チャリボン)」がすごい

これはすごい!工藤さんのブログに貴重なデータが掲載されているのでメモ。

古書買取金額を寄付にする仕組みが伸びている:本業と社会貢献が重なる取り組み


1ヶ月に15万冊の古本を集める「チャリボン」

画像を見る

ネットを使った古書販売事業で有名な「バリューブックス」は、古本を送るとNPOへの寄付になる「チャリボン」という仕組みを用意しています。ぼくもこれまで200冊くらい寄付をして、総額でいうと1.5万円くらいになった記憶があります(明細捨ててしまった…)。

手軽な仕組みが受けているようで、ひと月の回収冊数はなんと15万冊にも及ぶそうで。

2010年5月の段階ではひと月の寄付冊数は292冊である。翌月は68冊。しかし、一年後2011年5月にはNPOや大学との連携も進み、ひと月の寄付冊数は50,000冊を超えています。

直近2012年12月は170,000冊、2013年1月は150,000冊と、その伸び方は驚異的だと思います。

寄付金額に関しては「最新2013年1月には月間で4,000,000円の寄付がパートナー組織に支払われています」とのこと。古本だけで年間1億円単位の寄付が発生する、なんて未来はすぐでしょうね。


本業を通じた社会貢献の事例として

工藤さんも書かれていますが、とても面白いのは「本業との連動性」が非常に高いこと

本をあつめることはバリューブックス社にとってもメリットがあるのはもちろん、顧客・社会にもメリットがあります。社会問題を解決しながらビジネスを生み出す、いわゆる「ソーシャルビジネス」の事例といってもよいでしょう。CSRという名の下、盲目的に植林活動や地域の清掃を行ってお茶を濁している企業には、ぜひ参考にしてもらいたいところです。


古本の買い取りって何気にめんどくさいので、わざわざ近場のブックオフに行くモチベーションがなかなか湧かないんですよね。

「古本寄付」の仕組みは、「寄付になるなら送っちゃうか、スペース取って邪魔だし」という具合に、やんわりモチベーションを高めてくれる点がうまいです。

ちょっと複雑にいえば、「金銭的インセンティブ」ではなく、「内発的なインセンティブ」を刺激して、マーケティングゴールを達成している好例といえるでしょう。こういうやり方でもうまくいくという事実は、世の中を明るくしてくれますね。


パートナー団体は数多く、自分の興味にあったNPOに寄付をすることができます。ぼくが手伝っているビッグイシュー基金も参加しておりますので、ご協力を頂けるとハッピーです。

画像を見る

あわせて読みたい

「ソーシャルビジネス」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    新幹線でのパソコン作業に唖然

    常見陽平

  2. 2

    れいわが野党共闘を変える可能性

    田中龍作

  3. 3

    高学歴な人がなぜ成功できないか

    内藤忍

  4. 4

    Netflixがもたらした画期的な点

    ヒロ

  5. 5

    理不尽に米国大使を批判する韓国

    木走正水(きばしりまさみず)

  6. 6

    伊方原発めぐる司法判断を危惧

    赤池 まさあき

  7. 7

    AirPods Pro 不具合が続出した訳

    S-MAX

  8. 8

    オリラジ中田を起用したNHKの罪

    文春オンライン

  9. 9

    「スタバでMac」批判記事に呆れ

    かさこ

  10. 10

    「下着は白」ブラック校則の実態

    文春オンライン

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。