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外国人投資家の視線

 大型連休に入った日本ですが、いかがお過ごしでしょうか?飛び石なので、カレンダー通りに仕事をされている方、カレンダーと関係なく仕事をされている方、普段の仕事のリフレッシュをされている方、いろいろおられるのだろうと思いながら今回のブログを書いています。

 実は私は今週、ロンドンと中東に出張中。今はリヤドの空港の待ち時間を利用してパソコンのキーを叩いているところです。

 安倍政権が発足してから4ヶ月が経ち、株価の動きや景気動向、様々な数字の動きを見る限り、新政権の経済政策はそれなりの効果を上げているといった評価も多くなっています。もちろんまだまだ暮らしや仕事の現場にはその恩恵が届いていない面も否定は出来ません。その意味でも、あるいは他の意味でも「これから」がとても重要です。

 そんな状況の中で、今回の出張では、中央銀行、外国の銀行やファンドなどの投資家をはじめとした金融市場関係者や石油・天然ガス関係のエネルギー関係者と、主に日本の状況について議論させていただいています。機微に触れることもありますので、詳細を開陳することは差し控えたいと思いますが、総じて感じるのは日本への関心の高さ。私が個人として金融市場に関わるようになった2001年以降で振り返ってみても、日本にここまでポジティブな関心が集まるのはかなり久々のことです。

 一方で、今我が国が措かれている状況、少子高齢化や国際競争の激化などを考えれば、今回失敗するわけには絶対にいかないのも事実です。まさに日本にとっての背水の陣です。であるからには、可能な限りの手段を投入し、さらには適切なリスクコントロールをしていくことが不可欠です。

 いろいろなミーティングを通じて感じるのは、日本への高い関心と、そして同時に、しかしまだ日本への信頼が完全に回復しているわけではないという事実。関心が高まっているということは、金融政策だけでなく、財政の問題、TPP、農業や医療、雇用の改革など、幅広い分野に外国人投資家の具体的な関心がかなり寄せられているということを意味します。今後の日本の潜在成長力を引き上げ、中期的にもアウトプットがきちんと出る、政策パッケージをきちんと適切なタイミングで示すことが求められています。

 日本にとってラストチャンスであり、かつ使えるアセットも限られていることを考えれば、市場との対話もしながら最大限政策の効果を出せるような発信が今後ますます重要になってきます。今回のこうした情勢についても然るべきところにきちんと情報提供し、今後の政策運営に少しでも寄与していきたいと思います。

 さて、連休の終盤は地元でいろいろな行事に顔を出す機会もありますので、横浜北部のみなさまにおかれましては、何かの機会に見かけられたらお声がけいただければ幸いです。

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