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中国は本当にGDP世界第2位? - 相田和宏

また四川省で地震がまた起きた。多くの人が死傷して救出を待っているが、徒歩での救出がほとんど。

食べ物も満足ない。


いったい飛行機やヘリコプターはどうしたのか?中国は持っていないのだろうか?ロシアの最新鋭戦闘機を24機購入するはずであるが・・・。戦闘機や輸送機は十分あるはず。でもまったく見かけない。気象条件にもよるが、軍隊ならある程度の悪天候でも空路を強行できる。


四川省は山に囲まれた要害の地にある。車では十分な物資を搬送できない。秦の時代に四川省は開発され穀倉地帯になり、後漢の次の蜀の時代には、大いに開発された。麻婆豆腐のふるさとであり、辛い料理で有名な地域である。

現在は道は渋滞で封鎖され、思うように物資が運べない。しかし、北京政府は、海外からの協力は断っている。きっと08年に起きた四川大地震から、全 く道路も建物も整備していなかった怠慢を、外国に見せたくないだけだろう。しかし、きっちり映像に映ってしまっている。本件は、ネットを遮断する訳にもい かない。

李首相は頭を抱えているはず。「やばい」というのが彼の本音と思う。


テレビに映る建物は、第二次世界大戦の直後とほとんど変わらない。日本で言えば昭和初期の引っ立て小屋である。前回08年の地震の際に、公共の建物 は全て強固なものに建て替えると、温首相は言っていたが・・嘘だったのか。テレビで見る限り嘘だったようだ。学校も無残なほどに倒壊している。


確かに四川省は田舎である。行政の行き届かないことは分かるが、もっとも住民の多い省の一つである。それに前回の地震の反省が全く生かされていない。これが中国が外国の救援を嫌がる理由だと思う。

国土開発が無茶苦茶になっていることを知られたくないのだ。


四川大地震の後、国家公務員の出張まで制限して、四川省復興に大きな予算を投じたはずである。

確かに被災地は、ど田舎の県であるが、それでよいのだろうか。


映像を見る限り、街は20年前の中国そのものである。ちょっと前の中国の風景だ。GDP世界第2位と威張れる風景ではない。


中央政府は本当は隠したいだろう。10年前ならメディア等入れなかった。見栄っ張りの儒教文化が残っている中国である。恥ずかしいだろう。隠したいだろう。

でもきちんと災害対策をしないから同じことが起きるのだ。


日本も東日本大震災では、偉そうなことは言えない。津波にアホ菅の暴走が人災となり、原発事故を拡大してしまった。でもその後が、中国とは大きく違う。


中国は、もしかしたらこの四川地震をきっかけに、各省の膨大な負債が表面化して、あちこちの省が破産する時代がやってくるかもしれない。


臭いモノにはふたをしてきたが、GDP世界第2位の経済大国なのだから、地震対応では、世界に恥ずかしくない行動をとってもらいたい。

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