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ECもクラウド化の流れに乗らないと生き残れない。電子ブックも同様。

最近ニコニコ生放送とかテレビとかツイッターでEC通販のことを紹介することが多く、大量のアクセスが短時間に集中してサーバに押し寄せることがある。ECに限ったことではないのだけど、やっぱりクラウド化の流れが来ているなと痛感している。例えばロケット開発関係のことを紹介しているwww.snskk.comはもともとGMOグループのレンタルサーバ会社を使ってたのだけど、twitterでつぶやいた途端にサーバが落ちてしまった。

こりゃつかいもんにならねー、ということで速攻でlivedoor blog proを契約してそっちにアクセスを飛ばすことにした。動画はyoutubeに上げることで、NHKニュースで取り上げられようが大丈夫な体制にしておいた。ECサイトなんかはもっと大変だろう。

実際のところ私がプロデュースする「至極の逸品」の購入ページはアマゾンに飛ばしている。ニコ生とかもろもろで紹介したらアクセスが集中して止まることが多かったからだ。

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そういうわけで企業ウェブやECサイトはこれまでのようなレンタルサーバではなく、大規模業者のクラウド環境に急速に移行してくとみている。ブログサービスは企業ウェブを作れるようなインターフェイスを備えていくであろう。有料でカスタマイズが相当できる形だ。また書き込みやカスタマー対応などの外注を受けられるアメーバとかライブドアとかの業者がシェアをとっていくだろう。逆にレンタルサーバ業者はサーバやストレージの仮想化を進めて一時的に激増するアクセスに対応できる体制をとらなければならないが、そもそも面倒くさい設定をするだけのモチベーションがユーザ側に沸くかどうかも疑問であり、ブログサービス業者の拡張の流れのほうが強いだろう。

ECモールサイトは熾烈な争いとなるだろう。Apple, Amazon, Googleの外国勢に加え楽天やY!そして、ZOZOTOWNやDMMなどの専門特化系などが顧客を獲得する流れとなる。ここに乗り遅れないように設備投資をして中小のEC業者を集めなければならない。

電子出版の流れもこの辺が鍵になる。例えば佐々木俊尚氏の「電子書籍の衝撃」の電子版が版元から発売されたが、アクセスが殺到して、多くの人への販売機会を失ったのは記憶に新しいところである。正直言ってiPhoneの小さい画面であの版元のサイトに行って決済アカウントをつくるのも大変だ。Appleのアプリ内課金はらくだよね。その代わり30%もって行かれるけど。

版元の力はますます衰えていくばかりだ。やはり人気著者が編集者を雇うモデルが電子書籍時代の主流になるのだろうか。電子出版のプラットフォーマー一番手はやはりApple、そしてすでにユーザを囲い込んでいるアマゾン、そしてGoogleあたりの三つ巴か。あとはアダルトコンテンツなどオフィシャルやApple決済を使えない層がブラウザ課金で伸びていくのか。いずれにしても突然のアクセスのピークに耐えられる強固なクラウドを構成することが必須であろう。


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