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靖国参拝で中国が韓国と日本を批判、その他の国は2

昨日書かせていただいた「靖国参拝で中国が韓国と日本を批判、でも他の国は」は、BLOGOSにも転載いただき、いろいろなコメントいただくことができました。そうしたものを読んでいていろいろ思うところがあったので、今日は昨日の補足を少し。

1 昨日の記事とコメント

 昨日のエントリーの中で、以下のように書かせていただきました。
 あと、もうひとつ思ったのが、これまで中国や韓国との関係悪化をいろいろ心配する声があって、彼らを刺激する行動は控えるべきだという意見があったのですが、尖閣問題や竹島上陸問題(韓国大統領の竹島上陸に日本が強い拒否反応を示した理由)などの影響で、関係がここまでこじれてしまうとこれ以上悪くなりようもなくなります。

 結果、日本側では、これまでいろいろ気をつかっていたのが、その必要がなくなるわけで、私はこれを機に、日本も本当に言いたいことを主張するべきかと考えます。正直、自分の言いたいこと、思っていることも言えない対外関係というのはやはりどこかおかしな関係かと思っております(特に相手は好き勝手言っているわけですから)。

 これについて、「これ以上悪化しようがないので関係の悪化など気にせずに好きにやればいい、というのでは今後の関係の改善は望めません。必要なのは、相互の理解です。」というコメントいただきました。

2 相手と向き合うこと

 私が言いたかったのは、「好きにやればよい」ということではなく、相手にいつまでも遠慮をしたままで、本当の意味で「相互理解」ができるのかということです。

 実際ネットでいろいろ勇ましいことを言うということは、陰口を他人の後ろで言うというのと似ているところがあり、実際、当の本人を目の前にしてどれだけ、言いたいことが言えるかというと、そう多くはないのが現実かと思います。

 実際、「反日」運動をしている中国人も日本人というだけで、日本人に攻撃的な態度をとる人は少ないのが実情です。中には、本気でプロパガンダを信じていたり、失うものなど何もないが故にメチャクチャをする馬鹿者がいますが、あくまで例外です。

 大半の方はそれなりに気を遣ったり、仕事としてつきあうわけで、そうした時に基本的に問題は発生しません。しかし、思うのはそれでもこうした靖国参拝などを契機に歴史問題に対する認識の違いが起こるわけで、これについては私は基本的には理屈ではないと思っております。

3 相互理解に必要なこと

 以前、相互理解ということで書かせてもらったことがありますが(「相互理解」は可能か?)、相手を理解する、相手とつきあうとつきあうということは、その相手の習慣や行動をどこまで認められるかという話にもなります。

 どうしても歴史問題では、日本が一方的に「悪者」になりがちで、そこから相互理解が始まるというのが中国や韓国の発想のようですが、私は「相互」理解という以上、対等でなければならず、私自身、彼らに対し何も悪いことをしていない以上引け目を感じる必要はないと考えます。

 逆に彼らに対し、「日本人」というだけで、よくわからない優越感を持っている人もいるようですが、同様にそうした発想にも同意しかねます。

 何が言いたいかというと、対等につきあう以上、当然気にくわないことがあれば、それを相手に伝えるべきで、時には議論(口論)も必要かということです。それを表面だけ取り繕って、仲良くしようとしても無理な話で、私はそんなものは「相互理解」からは最も遠いものと思っております。

 ところがどうも日本人は内心いろいろ中国人や韓国人に対して思うところがあっても、呑み込んで何も言わない傾向があり、それはおかしいのではないかというのが私の出発点です。そのため、現在ここまで関係が悪化したのだから、思うところがあれば伝えるべきではないかと考えます。

4 最後に

 そして人は感情と思想両方が揃って初めて行動できる面があり(挨拶という1つの「型」を嫌う人達)、頭でわかっても感情が納得しなければどうしようもないわけで、宗教観のようなものをいくら説明されても感情(心)が納得しなければお互い納得できない面がある以上、それなりに言いたいことを言い合うべきと考えます。

 当然その際、知識として相手がどういうバックボーンを持っているか、どういう教育を受けてきたかといったことも必要となるわけですが、相手を「理解」するためには、それだけでは足りず、相手と面と向かってやりあうことも大事ではないか、昨日のエントリーはそういう意図で書いたものです。


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