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法律を作るときの想い

最近、中々ブログの更新ができていませんが、

とても充実した日々を過ごしています。


久しぶりに、会う人には「最近、何してるんですか?」「今、何の仕事をしてるんですか?」

と聞かれたりします。


昨年の秋から冬にかけて、仕事を離れて研修に行っていたのですが、

年明けから、厚労省に戻ってきて今のプロジェクトに入っています。


ある法律の立案をしています。

僕にとっては、6本目の法律です。

官僚の仕事といっても、色んな仕事がありますが、

僕にとっては、やっぱり、法律を立案するということが、本業中の本業という気がしています。


こういうブログなどの発信も、

夜とか土日に現場に遊びに行ったり、色んな人に会うのも、

「もっといい政策ができないかなあ。」という気持ちから、いつの間にか始めたことです。


で、今は本業回帰しているというか、

体力的にも精神的にも限界まで立案に集中しているので、

本業の先にある発信も、人づき合いもほとんどできてない日々です。


法律の立案に携わっている時は、いつもそういう生活になるのですが、

なんで、そうなるのか最近気づきました。

自分の生活のバランスの取り方が不器用なのかなという気もしましたが、

どうもそういうわけでもなさそうです。


法律を立案するという経験を重ねるほどに、

法律の強制力、プロセス一つ一つの重要性、色んな立場の意見、

その一つ一つが、どんなに重いことか、よりハッキリ分かるようになるので、

仕事として慣れてきて、要領よく、生活のバランスがとれるようになるというより、

ますます、力が抜けなくなるのです。

風呂に入っている時や、寝る前にベッドに入った時に、ふとアイディアが浮かぶこともあります。

職場にいない時も、法律のことを忘れることはほとんどありません。


法案がひとたび、国会に提出され、可決されると、

この国のどんな人にも強制的に義務が課されてしまいます。

違反の場合には、罰則が課せられることもあります。

世の中には、色んなルールがありますが、それが法律の重さなんだと思います。

平たく言えば、変なものを作るとみんなに大きな迷惑がかかってしまうということなんです


もう一つは、一職業人として感じることなのですが、

この法律のことだけを24時間考えていてよい環境が与えられているということです。

(通常は色んな業務をやりますが、立案の時はそれに専念させていただく形になります)

そして、その時間は、法案として閣議決定され国会に提出されるまでの時間に限られています。

「後で、『あそこは、こうしておけばよかったなあ。』と思っても、遅いのです。

僕が、年々強く感じるようになり、決して逃れられないと思うのは、

そういう時間を与えてもらったことに対する責任感です。


これまでも漠然と感じてはいましたが、今回は明確に自覚するようになりました。

走り続けて、だんだん先が見えて来ましたが、

ふと「ああ、いずれは異動もあるし、これを考え続けられる時間も、あと少ししかないんだな。」

と感じたのです。


法律の立案に携わることは、これからもあると思いますが、

24時間それだけを考えることが許されるのは、課長補佐である今回が最後かも知れません。

管理職になれば、法律の立案以外にも色んな所掌業務のことを日々考えなくてはなりません。


この法律ができた後で、多くの人に知ってもらって、「いいルールだね。」そう思ってもらえることが、

僕の願いです。


もう少し、これに専念する時間は続きます。



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