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2013年「ひとり本屋大賞」発表/本屋大賞は『海賊とよばれた男』

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本屋大賞公式サイト

今回は納得の結果でした。

ちなみに2位は『64(ロクヨン)』、3位が『楽園のカンヴァス』。

まあ、みんな「すでに売れている本」ばかりではありますが、いずれも良質の作品ばかり。

しかし、『海賊とよばれた男』に関しては、滅法面白い企業小説であるのと同時に「モデル小説」であるところと、いまの世の中では、こういう「会社への滅私奉公」を賛美するような小説(この作品のなかでは、企業の側も従業員に家族的な扱いをしているのも事実なのですけど)に反発する人も多いのではないか、と感じていたので、「大賞」には届かないかな、と予想していたんですよね。

「ノマド」とか「社畜」とか「ブラック企業」に敏感なのは、まだまだネットなどで活発に意見を述べている一部の人たちだけなのかもしれません。

でも、本当にこの『海賊とよばれた男』は、「働くことの意味」について考えさせられる小説ではありますね。

これを機に、電子書籍化されるといいなあ。



■[]2013年「ひとり本屋大賞」発表


※これは僕が個人的に行っている企画で、「本屋大賞」を運営されている方々とは、何の関係もありません。念のため。


参考リンク:「本屋大賞」公式サイト

「2013年本屋大賞」は、本日、4月9日の19時から発表会が開かれます。


というわけで、今年も人の迷惑かえりみず、やってきました電線軍団!

もとい、「ひとり本屋大賞」!

僕が候補作全11作を読んで、「自分基準」でランキングするという企画です。

あくまでも「それぞれの作品に対する、僕の評価順」であって、「本屋大賞」での予想順位ではありません。

(「本屋大賞」の授賞予想は、このエントリの最後に書きました)


では、まず11位から4位までを。


第11位 世界から猫が消えたなら

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世界から猫が消えたなら

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世界から猫が消えたなら

↑の感想はこちら。

『KAGEROU』も、書いたのが水嶋ヒロさんじゃなければ、あそこまでは叩かれなかったのかもしれませんね。



第10位 晴天の迷いクジラ

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晴天の迷いクジラ

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晴天の迷いクジラ

↑の感想はこちら。

なんだかさ、精神病の薬とか、産後うつとか育児ノイローゼとかを出してきたら「リアル」なんだと勘違いしているんじゃないか?

そして、彼らを「抑圧する側」の描写が、あまりにも極端で一方的なのも、なんだかとても読んでいて悲しかった。



第9位 きみはいい子

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きみはいい子 (一般書)

↑の感想はこちら。

うまいんだよなあ、本当に。

いまの子どもたちが置かれた状況の切実さも伝わってくる良作だと思います。

でも、何かもうひとつ足りなかったような気がしているのも事実なんですよね。



第8位 ふくわらい

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ふくわらい

↑の感想はこちら。

こんな女、いねーよ!って何度ツッコミを入れたことか。

でも、これまでの西さんの小説のなかでは、いちばん好きでもありました。

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