記事

パールハーバーの歴史の教訓

北朝鮮の挑発的な動きが強まり、危機が増している。この状況について、1941年のパールハーバーに至る一連の経緯を、歴史の教訓として思い起こしてみることが重要であるように思う。

当時、アメリカの議会は、日本に対して断固としてあたれば、日本は屈するという議論であった。(If we stand firm, Japan will back down.) そこでアメリカは日本に対して石油の禁輸を行ったり、アメリカにおける日本の資産を凍結したりして、日本に圧力をかけた。しかし、日本はそれで「屈した」かというと、真珠湾攻撃に打って出た。

今、北朝鮮に対して、日米韓は圧力政策をとっているわけだが、1941年の真珠湾攻撃に至る経緯を「歴史の教訓」として頭の片隅に置いておく必要も有ると思う。

外務副大臣を務めていた頃、詳しくは言えないが、私は北朝鮮について水面下でメッセージを発していた。圧力政策で拳を振り上げても、テーブルの下ではそっと手を差し出し、交渉の余地を感じさせておくことが外交では大事だと思う。外交がうまくいかなければ、軍人の仕事になってしまう。そうしないことが要諦だ。

あわせて読みたい

「北朝鮮」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    尾身氏「緊急宣言のときと違う」

    BLOGOS しらべる部

  2. 2

    GoTo批判派に「楽なポジション」

    やまもといちろう

  3. 3

    やる気ない安倍政権に怒る尾身氏

    メディアゴン

  4. 4

    昭恵氏が自殺職員妻に送ったLINE

    文春オンライン

  5. 5

    AV女優が避けられぬ「家族バレ」

    SmartFLASH

  6. 6

    ハイターで消毒…教師たちの悲鳴

    鈴木博喜 (「民の声新聞」発行人)

  7. 7

    感染爆発ならGoToは世紀の愚策に

    木走正水(きばしりまさみず)

  8. 8

    GoToの旅行に税金使われる違和感

    中川 淳一郎

  9. 9

    中国の弾圧を見逃す感覚は捨てよ

    倉本圭造

  10. 10

    ワークマン 陳列変え2倍売る秘策

    fujipon

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。