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10年目のイラク

早いものでサッダム政権崩壊からすでに10年になるようで、アラビア語のメディアのいくつかは、イラクに関する番組を載せています(一つはハラブジャの化学兵器によるクルド人村民の虐殺の話)が、al arabiya net は、イラクではイランの影が益々濃くなっているとの記事を載せています。

但し、現首相のマリキーは世間が言う通りの全くのイランの代理人ではなく、なかなかしたたかだともコメントしており、結構中立的な感じもしますので、記事の要点のみ次の通り。



サッダム後の10年で、イランのバグダッドのみならずイラク全体に対する影響力は、特に通商、軍事、治安面等で質的に変化している。

この点で米国はサッダムを倒した後、イラク再建に何らの影響も与えず、イラクを内政上の争いとイランの影響下に放置した。

イランの影響は、まず通商にj始まるが、2国間貿易は70億ドルに上っている。

次いでコドス部隊の影響で、彼らはイランの支援を要請する誰にでも、社会的、資金的、医療的支援を供与し、果てはイラン支持の民兵組織まで作り上げた。

専門家は、このイラン支持の民兵から多くの者が、イラク軍及び治安機関に移っており、これが国防省及び内務省におけるいらの影響力につながっていると言う。

米国のイラク専門家は、反イラク政府および反イランの連中は現首相のマリキーをイランの手の人間と言うが、彼は独立の志向ができる人物で、場合によってイランとも対立できる人物で、一面的な人物ではなく、多面的な人物であると言う。

彼及びサドル派等のシーア派は、アラブ民族の観点およびイラン式宗教政治反対の観点から、イランの影響に抵抗しており、イランとしてこれを排除する手段を有さない。

イランとしてはサッダムの下でイラクはイランにとって脅威であったが、イラクがイランに対する脅威になることは2度と許さないと言うことである。

要するに、現在のところイラクはイランの影響下にあるが、その囚人にはなっていないが、米国、トルコ、湾岸諸国がイラクを見捨てるならば、イランの影響力はますます強まっていくだろうと言うことである。

http://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/2013/03/17/بعد-10-سنوات-من-سقوط-صدام-النفوذ-الإيراني-يطال-العراق.html

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