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TPP、定数削減・選挙制度改革案、追悼式典、党大会など

 石破 茂 です。
 今週は平素の業務に加えて、TPP交渉参加についての自民党の対応方針決定、定数削減と選挙制度改革についての自民党案取りまとめ、週末の党大会関連行事の準備などに忙殺された一週間でした。
 どれも非常に重く、かつ時限性のある話で、これらが一週間に集中してしまったために、作業は相当に困難を極めましたが、各課題ともその分野に精通した議員たちが全力で誠心誠意対応してくださったお蔭で、何とか期限内に方針を提示することが出来、本当に有り難いことであったと感謝しております。

 TPPについて、賛成、反対両方のお立場からのご意見を多く頂戴いたしておりますが、中央公論の三月号に掲載されている遠藤乾・北大教授の「TPP賛否両極論を排す」という論文はなかなかに興味深いもので、ご一読をお勧めいたします。
 断定的な論説というものはそうであるだけに小気味よいものではありますが、私などは「どうしてそのように絶対の自信をもって自説だけが正しいと言い切れるのか」と思ってしまいます。人間は知識においても判断力においても決して万能ではなく、いつも「果たしてこれで正しいのだろうか」との思いを持つべきものだと考えております。
 
 震災から二年目にあたる11日月曜日は、天皇皇后両陛下ご臨席のもと、追悼式典が挙行されました。
 天皇陛下の真摯なお姿には、いつもながら粛然とした気持ちにさせられます。
 民主党政権下で挙行された昨年は、国歌吹奏、両陛下ご臨席の際も一同着席のままであったのが、本年は国歌斉唱、全員起立に変更され、当然のことではあるものの、日本国が少しずつ真っ当になっていく様が実感されました。

 選挙制度改革と定数削減について、三月中旬までに自民党案が提示できたことに安堵しています。
 マスコミや各野党は一斉に批判のトーンを高めていますが、では自分たちはどのような案が望ましいものと考え、それをどのようにして実現させようとしているのか、全く示していません。このような勢力は無責任の極みというべきものであり、国政を論ずるに値しないとしか思われません。批判するなら自分たちの案を示してからにするのは当然というべきでしょう。

 明日は党大会前日の各種会議、明後日は党大会が行われます。実行委員長として、有意義な大会となりますよう、力を尽くしていかなくてはなりません。

 皆様、お元気でお過ごしくださいませ。

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