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これから豊かに生きる方法について

これから豊かに生きていく方法っていうのはどういう生き方なのだろうか。おそらく世界の労働市場がさらに一体化するなかで格差はますます広がっていく。これは変えようがないだろう。政府によるセーフティーネットの提供にも限界がある。一方で実際には人間の生活は相当豊かになってる。そりゃ、お金がもっとあればみんなもっと買いたいものも浪費したいものもあるだろうが、基本的にはこれ以上生活を豊かにする画期的な何かがあまりないというのも多くの人が納得するところではないだろうか。

「金があったほうが豊かに生きていけるのだ」と言う人も多い。それは間違いない。が、いつも言うように年収が600万を超えると(別の研究では2000万)人間の幸福度はそれほどあがらない。だから、お金で買える幸せというのはきわめて限定的というのが事実なのだ。

もちろん、これからの時代は年収600万を得るのも大変かもしれないが・・・。

多分、豊かになるための生き方は二つあるのではないかと思う。

一つは仕事に懸命に取り組むこと。いわゆる社蓄的な生き方でもいいだろう。それでも懸命に仕事をし組織の中で考え抜いてもまれていけば労働者としての実力は画期的にあがるし、努力する社員に会社がより積極的に報いていく時代となるだろう。もちろん、そのような努力は転職市場においても有利に働く。また、フェイスブックやツィッターを通して人脈を維持することも昔に比べればはるかに容易な時代なのだから、労働市場での価値を挙げることもより容易なはずだ。

もう一つはおそらくいくつかの仕事を持つというものだろう。おそらく昔もいくつか仕事を持っていると言う人は実は多かったと推測するが、社会の生産性が上がるにつれてより分業制が明確になり一つの仕事に従事することでより多い給与をもらうという姿が当たり前になってきたのではないだろうか。

一方で情報技術の発達などにより生産性はさらに向上している。優秀な人にとっては会社で働きながら趣味の延長線上で(あるいはもっと本格的に)ほかに1つ2つ仕事を持つことは決して不可能ではないはずだ。仕事を行う上での情報収集や人間関係の構築・情報発信も格段に容易になっている。まあ、ありきたりに言うならばセミプロとプロの境界線がなくなってきているということだ。プロと言っても、多くのビジネスマンいや、サラリーマンは若い頃の努力の上に現在ではなんとなく仕事をこなしている人も多いのが事実。意欲を持ったセミプロ的な人間が彼らを超えるのがそれほど難しくないのは考えただけでもすぐわかる。

ただ、この生き方はおそらくそれほど多くの収入を得られない場合が多いだろう。でもまあ、それなりの企業に勤めている場合には600万程度の収入を確保するのは難しくないはずだ。その上で広がりを持った生き方ができれば人間の幸福度としてはむしろ高くなる可能性は多いにあるだろう。

ただまあ、いずれに生き方もそれほど楽ではないのも事実と思う。なんとなく会社で漫然と仕事をして、家に帰ってダラダラお酒を飲んだりネットをして週末も怠惰にすごすというのではこれからの時代、幸福な生活を送るのは難しいだろう。そういう意味では厳しい時代でもあるが、能力のある人・意欲のある人・前向きな人は上述のような生き方をすればより楽しい人生が送れるだろうことも間違いないだろう。

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