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東日本大震災2周年追悼式

東日本大震災2周年追悼式に追悼式に出席しました。被災者の方々へのご冥福をお祈りし、この気持ちをいつまでも風化させてはいけないと改めて感じました。

先日、『ITS推進・道路調査会』の勉強会で、震災直後から現地で陣頭指揮を取った東北地方整備局の徳山局長から「東日本大震災から学んだこと」という題目で講演がありました。 震災発生直後に東北地方整備局専用ヘリを離陸させ、津波の状況などをいち早く把握しました。 震災直後で最も重要な事が食料や水などの救援物資や病人を搬送する道路の確保です。病院などは電気供給が停止すると自家発電に切替ります。自家発電はもって2.3日なので、72時間が「命のタイムリミット」の目安とされていて、それまでに運搬道路は確保しなければいけません。 主要道路である東北道・国道4号線から太平洋沿岸までの道を確保する「くしの歯」作戦を実施しました。震災翌日の12日には16ルートのうち11本を啓開し、15日には15本を終えました。東北地方整備局を筆頭に地元建築業者の方々や自衛隊・警察の方々の迅速な対応で多くの被災者が救われました。

講演の中で『釜石の奇跡』というVTRがありました。岩手県の釜石小学校の生徒184人全員が自力で生き延びたというという話です。子供たちは自分たちの判断でそれぞれが高台に避難し、最終的には 『釜石山田道路』に辿り着き、そこで保護され避難所へ運ばれました。釜石山田道路は被災者の輸送路の役割を果たしたのはもちろん、防波堤となり津波の侵入を防ぎ、まさに『命の道』の役割を果たしました。 前民主党政権で『コンクリートから人へ』をスローガンに無駄の対象とされていた公共事業が人命を救うライフラインであることが証明されました。

各メディアで復興は遅れていると報道されていますが、道路や護岸工事などは順調に進んでいます。まちづくり・住宅計画の進捗が遅れてしまっています。地元自治体の方々の意見を取り入れ、災害に強いまちづくりの進捗が求められます。 この経験を糧に災害に強い国作りを進めていきたいと思います。

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