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「政府批判の批判」について論ずることがズレている理由

「政府批判」が批判されることについて、某大手メディアから取材を受けました。「野党は批判ばかりしていないでもっと政府に協力したらだどうだ」という意見が出ることについて、とのことでしたが、企画の着想はツイッター上でそのような言説が飛び交っていたのを目にしたからとのことでした。

ツイッターなどの表現が限られたり先鋭化するような貧弱な「言論空間」での議論に加担することはバイナリズム(二元論)を助長するだけですし(その成れの果てがアメリカ)、そもそも議会政治のみに民主主義を局所化するのは、私の仕事ではない、といきなり企画倒れのことを申し上げてしまいましたが、実際にそう思った次第でした。

「政府批判の批判」について考えを巡らせるのはそれはそれで重要なテーマかもしれませんが、そもそもその言説を展開している人、その議論をフォローしている人がどれだけいたか。(ぼくのタイムラインにもでてこない。SNS上でフィルターバブル、エコーチェンバーも起きてる)これが、「政治」について語ることが私たちから「脱日常化」していくってことなんだな、と悟りました。

「政治」や「民主主義」の脱日常化が今の日本では「日常的」に起きていることを目の当たりにしたように思いました。(しかも割とリベラルな媒体)真っ当な仕事を合理的にしっかりやっていくことで、政治の「脱日常化」が自動的に起きるってのはこういうことなのだなあと。

みなさんの周りではいかがでしょうか。

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