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ジョコヴィッチ選手、陽性判定後に「隔離ルール破った」 SNSで声明

ジョコヴィッチ選手はビザ取り消しによる拘束が解かれた後、全豪オープンの会場で練習している(12日) | GETTY IMAGES

男子テニスのノヴァク・ジョコヴィッチ選手(34)は12日、新型コロナウイルス検査で昨年12月に陽性と判定された後、隔離ルールを破っていたと認め、「判断の誤り」だったと説明した。

ジョコヴィッチ選手は12日、インスタグラムで声明を公表。先月16日のウイルス検査で陽性と分かり、その2日後にジャーナリストと会っていたと明らかにした。

その上で、「日程を組み直すべきだったと認める」とした。

ジョコヴィッチ選手は17日開幕の全豪オープン出場のためオーストラリア入りしている。オーストラリア政府は国外退去命令も視野に、同選手の行為について調べを進めている。

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ジョコヴィッチ選手は隔離ルールに違反したことについて、「(仏スポーツ紙)レキップのインタビューを予定通り受けなくてはならないと感じていた。記者をがっかりさせたくなかった」と、インスタグラムで説明した。

「写真撮影の時以外は、社会的距離を取り、マスクを着けた」

この点について、レキップは記事を掲載し、ジョコヴィッチ選手が取材中、マスクを着けたままだったと説明した。5分間だけ外すよう依頼しても着用し続けたという。

取材したフランク・ラメラ記者は、ワクチン接種や全豪オープンについては質問しないよう言われていたと説明。そのため、「検査を受けることを検討したことがあるかも尋ねなかった」、「質問したとしても、意味はあるだろうか」とした。

一方、陽性と判定されて以降、公の場に出ていたとする報道があることについて、ジョコヴィッチ選手は「間違った情報だ」とした。

ジョコヴィッチ選手については、昨年12月のPCR検査で陽性と判定された翌日、表彰式でマスクを着けずに子どもと一緒に写真撮影をしていたなどの疑いが持ち上がっている。

「代理人が申告書に記入ミス」

ジョコヴィッチ選手はまた、オーストラリア入国の際、代理人が申告書の最近の渡航歴に関する部分で記入ミスをしたとも、インスタグラムの投稿で説明した。

「チェック印を付ける場所を間違うという事務的なミスを、代理人は心からわびている」

「うっかりミスであり、決して意図的なものではない」

現地メディアは11日、ジョコヴィッチ選手が入国時、虚偽の申告をした疑いがあると報じていた。同選手は申告書で過去14日間の渡航歴はないと記したが、ソーシャルメディアの投稿から、当該期間にセルビアとスペインの2カ国にいたことがうかがえるとした。

ジョコヴィッチ選手はインスタグラムで、「この問題を明確にするため、私のチームはオーストラリア政府に追加情報を提供した」と述べた。

ビザの再取り消しも検討

ジョコヴィッチ選手は6日、全豪オープン出場のためメルボルンに到着した後、ワクチン免除の対象だと確認できないとして、査証(ビザ)を取り消された。しかし同地の裁判所は10日、ビザの効力を回復。同選手は正式に入国し、大会に向けて練習を開始していた。

だがオーストラリアの移民担当相は、新型ウイルスのワクチン未接種のジョコヴィッチ選手のビザを再び取り消し、国外退去させる権限をもっており、検討を続けている。

オーストラリアの移民管理当局の国境警備隊(ABF)は11日、ジョコヴィッチ選手が「誤った申告」をしたか、調べを進めているとした。不正確な申告はビザ取り消しの理由となる。

男子世界ランキング1位のジョコヴィッチ選手は、昨年の全豪オープンで男子シングルスを制しており、優勝回数は史上最多の9回を数える。今大会で優勝すれば、4大大会(グランドスラム)のタイトル獲得が通算21回になり、男子選手の最多記録となる。

ジョコヴィッチ選手は10日に拘束を解かれた後、大会が開かれるメルボルンのロッド・レイヴァー・アリーナのコートでチームのメンバーらと一緒に写真を撮影。その後にツイッターに投稿した

(英語記事 Djokovic admits breaking isolation while positive

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