- 2021年12月24日 16:27
東京都港区住民の7人に1人が社長 ~ 2021年全国「社長の住む街」調査 ~
1/22021年の「社長の住む街」の全国トップは、2020年に続き東京都「港区赤坂」だった。港区の社長比率は13.8%(前回13.1%)で、住人の7人に1人が社長だ。
市区郡別では、上位50位内に東京都内が24市区と半数を占めた。東京都以外では、13位埼玉県川口市、20位千葉県船橋市、22位大阪府東大阪市、23位鹿児島県鹿児島市など、県庁所在地や大都市に隣接するベッドタウン、閑静な郊外も人気を集めている。
都市部の高層マンション人気を背景に「職住近接」の傾向は根強いが、コロナ禍で在宅勤務も浸透しており、社長の居住地志向がどのように変化するか注目される。
※本調査は、東京商工リサーチ(TSR)の企業データベース(約400万社)から、社長(個人企業を含む)の居住地を抽出し、ランキングにまとめた。前回調査は2020年11月発表。
社長居住地の最小単位は「町」ベースで、 「丁目」は区分していない。
同一人物が複数の企業で社長を務めている場合、売上高が大きい企業を採用し、重複企業を集計対象外とした。
全国約400万社の社長のうち、最も多くの社長が住む街トップは、前回に引き続き東京都「港区赤坂」の3,739人だった。「赤坂」は都市型の商業施設や著名な飲食店も多い人気の街で、アメリカ大使館など各国大使館も点在し、大使館員や外資系企業の駐在員も多く住んでいる。
2位は、東京都「新宿区西新宿」の3,079人。新宿駅の西側で、都庁をはじめ高層ビルがそびえ立ち、百貨店や家電量販店などの大型商業施設も隣接し賑わっている。
3位は、東京都「港区六本木」の2,960人。トップの赤坂と隣接し、外国人にも人気の街だ。
4位には前回5位の東京都「港区南青山」が、前回4位の東京都「渋谷区代々木」と入れ替わった。赤坂や六本木、渋谷のほか、大学や大型商業施設のある原宿にも近く、高級デザイナーショップが集まるファッショナブルな地域で、若者にも人気が高い。
港区を追い上げる新宿駅周辺エリア、東京湾岸エリア
7位には4人の僅差で東京都「新宿区新宿」が浮上した。1日あたりの乗降客数が世界一の新宿駅東側に面し、駅西側と同様に国内有数の商業地域だが、駅から離れると住居エリアが広がる。
僅差で8位にダウンした「港区芝浦」は、前々回の13位から前回7位に急上昇した勢いを保っている。かつての工場エリアは再開発で大きく変貌を遂げ、東京湾の夜景を望むタワーマンションやオフィスビルが建ち並ぶ。
湾岸エリアでは、前々回27位から前回13位を経て11位に上昇した「江東区豊洲」(2,340人)も人気を集めている。東京駅や銀座エリアに近く、タワーマンションが林立し、公園や病院、学校、商業施設の充実が進み、2021年開催の東京オリンピック・パラリンピックの関連施設も近い。

- 東京商工リサーチ(TSR)
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