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私が苦しんだ「自意識」から解放されるまで【18歳の不登校当事者手記】

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 自分を否定してしまう、自意識に苦しむ人は多い。塾での人間関係のトラブルをきっかけに、中学、高校と不登校をした凛さん。凛さんも「〇〇してはいけない」という自意識に苦しんできた1人だ。塾で経験したトラブルや悩みとは、いったいどんなものだったのか。凛さんなりの自意識の捉え方とは。執筆いただいた。

* * *

 私は小学生のときに通っていた塾での行きしぶりをきっかけに、その後の中学や高校で不登校を経験しました。思い返してみると、当時の私の苦しみの根本には、他人からの評価を気にしたり、自分の感情を否定したりする「自意識」があったと思います。

 私が人目を気にするようになったきっかけは、小学6年生のころ、塾で特進クラスに進級したことでした。はじめは進級がうれしかったのですが、いざ特進クラスへ通うと私の成績はほぼ最下位。成績で決められる席順では、最後列に座るようになりました。それまで塾は私にとって周囲にすすめられ、なんとなく通う場所でした。しかし、しだいに自分の順位に恥ずかしさと絶望感を覚え、私はまわりの子たちとの成績の差ばかりを気にするようになっていきました。

 また、新たに人間関係でも悩むようになりました。特進クラスに、まわりの人を見張っては陰口を言うような子がいたのです。クラスも今までとちがいヒリついている雰囲気で、私はしだいに人目を気にするようになっていきました。その後、塾へ行くたびに人目を気にする気持ちはふくらみ続け、最終的に私は悪口を言われていないか、つねにクラスメイトのようすを目で確認しないといられない状態になってしまいました。そして目で追うようになったことで「あの子、じろじろ見てきてうざい」と特進のクラスメイトに言われるようになり、私は塾へ行けなくなりました。

 思えば行けなくなるまでも、塾や塾のクラスメイトがイヤで行きたくないと思ったことは何度もありました。でも私は休むことはできませんでした。それは「行かないといけない」「他人をきらってはいけない」という意識が私のなかに強くあったからです。その後、塾から離れても、私のその意識は変わりませんでした。他人を気にすることも目で追うこともやめられず、それが原因で塾と同じような人間関係のトラブルを中学や高校でも経験しました。

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