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【マーク・ローリー】、ウォルマートDX立役者が新ビジネス!ゴーストキッチン・カー?

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■立ち上げたネット事業をネット通販最大手とチェーンストア最大手に莫大な金額で売却した、稀代な起業家がついに動き出した。

ウォルマートeコマース部門の元CEO、マーク・ローリー氏は7日、オンデマンド・フード・デリバリー・トラック事業などを統括する「ワンダーグループ(Wonder Group)」の会長兼CEOに正式に就任したことを発表した。

ワンダーグループはワンダー(Wonder)と宅配サービスのエンボイ(Envoy)の2つの事業をもつ。ワンダーは2018年、ローリー氏がウォルマートでEC事業のトップを務めている時に密かにローンチしたビジネス。

当初は弟であるチャド・ローリー氏が事業を率い2019年にはダイパーズ・コム(Diapers.com)時代の部下であったスコット・ハミルトン氏がCEOに代わった。ローリー氏はその間、ワンダーのアドバイザーという立場にあった。

ワンダーのビジネスモデルは、自宅訪問型の移動式ゴーストキッチンだ。

 「ゴーストレストラン」「クラウドキッチン」「クラウドレストラン」「バーチャルレストラン」等とも呼ばれているゴーストキッチンはイートインスペースを持たずデリバリーやテイクアウトに特化したシェア型厨房のことだ。

一つのキッチンでピザや寿司、中華にサンドイッチなど複数のレストランブランドのメニューを調理するのが特徴だ。非接触の出前やツーゴー需要が急増し、ゴースト・キッチンが飲食業界のトレンドとなっている。

訪問型で移動式のゴーストキッチンは、アプリを介して利用者から料理の注文を受ける。

メルセデス・ベンツ商用車のスプリンターを改造したキッチン仕様のバンが利用者宅まで赴き、専任シェフが自宅前で調理をし料理を提供する。

注文から30〜40分間でアツアツの料理を振る舞われることになるのだ。

調理から時間が経って冷めてしまう宅配サービスではなく、家の前でプロが調理することで自宅にいながら新鮮でホカホカのグルメ料理を楽しめるというプラス価値を提供するのだ。

また別事業のエンボイのビジネスモデルは、キッチンカーからの宅配サービスとなっている。

ワンダーは現在、60台のバンを展開しており、下ごしらえなどを行うセントラル・キッチンにフードトラックの後方支援となるハブも複数の都市に拡大しながら来年には1,300台に増やす。

ワンダーと提携しているのはステーキハウスのボビー・フレイ・ステーキ(Bobby Flay Steak)やナンシー・シルバートンズ・ピッツェリア・モッツァ(Nancy Silverton’s Pizzeria Mozza)など有名セレブ・シェフを含む17のレストランだ。

ワンダーはすでに世界最大級のベンチャーキャピタルのNEA(New Enterprise Associates)やアクセル・パートナーズ、そしてアルファベットのグーグルベンチャーから5億ドル(約570億円)を得ているという。

 ローリー氏はウォルマートに入社する2年前の2014年4月、会員制ネット通販のジェット・コム(Jet.com)を創業。

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