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【代表選挙】「互いを最も分かり合えているのが今の環境ではないか」代表選出を受け、記者会見で泉健太新代表


 「こうして4者で討論をやってきて、やはり同じ党を担える仲間たちだなと。そういう実感をいたしました。ここまでずっと同じ時間を共有する、そして話をそれぞれ聞くという経験を通じ、党内で最もお互いを分かり合えているのが今の環境ではないのかなと。そういう意味で意義深い代表選だったのではないのか、そう思います」(泉健太新代表)。

 代表選挙の決選投票で新代表に選ばれた泉健太新代表が30日午後、代表選出党大会がおこなわれた都内のホテルで、代表就任後初めての記者会見を開きました。

 会見の冒頭、泉新代表は「立憲民主党は、これから再出発となりますが、私も何分、代表として不慣れなところございます。また是非ご指導のほどよろしくお願いをいたします」と記者団にあいさつしました。

 その後、記者団との質疑応答の中で代表選挙の振り返りを求められると「こうして4者で討論をやってきて、やはり党を担える仲間たちだなと。そういう実感をいたしました。同僚議員でも、やはりここまでずっと同じ時間を共有する、そして話をそれぞれ聞くということは中々ないものですから。そういった意味では、党内で最もお互いを分かり合えているのが、今の環境ではないのかなと思っています。ですから、それぞれがしっかりと党の幹部として活躍をし、また党内全体にわれわれが議論してきた共通点ですとか、共有する政策、こういったものを浸透させていく。そういう意味で意義深い代表選だったのではないのか、そう思います」と振り返りました。

 就任演説の中で旧立憲、旧国民の垣根をなくすことに言及したことを問われると「先ほども各陣営に改めてごあいさつに伺いました。それぞれグループはあると思うのですが、垣根というものは本当になくなりつつあるのかなと。当然、私も人事という面では『挙党一致』ということをお話ししております。やはりそういった姿勢でこの人事をおこなっていきたいと思いますし、それぞれ能力に基づいて、また専門分野に基づいて各方面でどんどんご活躍を頂きたいと、そう思っています」と語りました。

 新執行部の人事については「ここまで、この代表選挙に全力を尽くして駆けておりましたので、何か全てが見えているということではありません。ですが先ほどここで演説をしたように、やはり西村候補、逢坂候補、小川候補には執行役員会にお入りいただくということを念頭に今、構想を練ろうと思っています。その他については『執行役員会の構成メンバーの半分を女性に』という事を公約として打ち出してきました。これを目指して役員構成をしていきたいと思っています」と述べました。

 今後、どのような政党にしていきたいかを問われると「これまで立憲民主党としてさまざまな国会活動をおこなってくる中で常に『自民党と戦っている政党』というイメージがあった。これはこれで間違いではないのですが、やはり原点には、国民の皆さまに何をお届けするかということが大事である」「ともすれば自民党の方ばかり見てしまい、対抗してしまって、国民の側に対する説明、発信、こういうものが弱くなっていたのではないか」「やはり立憲民主党の政策、立憲民主党の考え方をできるだけ多くの国民の皆さまに理解をしていただいて、味方を増やしていく。共感して頂けいただける方を増やしていくことが重要ではないのか」と回答しました。

 総選挙の際に結ばれた日本共産党、社会民主党、れいわ新選組の野党4党と市民連合との合意については「先の総選挙、政権選択選挙に持ち込むということについては本当に多くの方に努力をいただきましたし、特に他の政党の皆さまには本当に感謝を申し上げたいと思います。ただ今回の選挙は、想定をしていた結果を出すことができなかった選挙です。単に継続ということではなく、やはりよくよくまずはどの党がどうだったという事以上に、まず党として自らしっかり総括をせねばならないと思っております。その中で今後の事は考えていきたい」と述べました。

 今後の無党派層の支持獲得については「雲をつかむように支持が集まる訳ではないと言うか、やはりそれぞれ地域で政治活動していく中でリアルにきちんとアプローチをしていくことの積み重ね」「例えば比例区の票と選挙区の票との差を見ると、やはり『立憲民主党の活動』ということで浸透ができていなかったり、取り組みが進んでいなかったりしたところがあったのではないか。何にせよ、まずはちゃんと政党としての政策や運動というものが、まず確立されなければいけないというところから出発をしたい」と述べました。

 これまでの支持者をつなぎ止めると同時に、新しい党員、協力党員を獲得するためのムーブメントをどう作るかと問われると「やはり私自身が全国の現場へ。これまで枝野代表も大変辛い環境だったと思う。本来であれば全国各地でかけていってみなさんと触れ合ってということができなかった訳ですから。今後のコロナの状況がどうなるか分かりませんけれども、やはり私自身も一セールスマンとして、立憲民主党の一営業マンとして、全国各地、やはりリアルに、皆さまに自民党以外の政党として政権を担える政党、任せて良い政党がここにあるんだということを訴え続けていきたい」と述べました。


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