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オンライン・ショッピング:「品切れ」表示は124%増

先週金曜は「ブラック・フライデー」、アメリカはクリスマス、年末のショッピング・シーズンが始まりました。去年はコロナ規制で多数の店が閉まっていたので小売業界は厳しい状況でしたが、今年は多くの店が営業しています。


去年と今年のブラック・フライデーを比較すると、今年の来店者数は47.5%増、しかし2019年と今年を比較した場合は、今年の数は2019年を28.3%下回ります。

それでは、今年のブラック・フライデーのオンラインでの売上はどうだったでしょうか?Adobe アナリティクスによると、去年のブラック・フライデーの売上は史上最高の90億ドルを記録しましたが、今年はそれを下回る89億ドルでした。去年とほぼ同額ですから大きな売上であることに変わりはありませんが、前年度の数値以下になるのは統計史上初だそうです。

今年のブラック・フライデーの売上が下がった原因を説明する、このようなデータがあります。

米国の61%の消費者は、ブラック・フライデーが訪れる前にクリスマスのショッピングを開始していた。-- 全国小売連盟(NRF)

もしこれが本当なら、多くの消費者は、大幅割り引きが行われるブラック・フライデーを待たないで買い物を始めたことになります。なぜ、そのようなことが起きたのでしょうか?サプライチェーンの混乱で、米国は品不足が起きています。


このような状況なので、大手小売店は早めに買い物をすることを勧め、現にオンライン最大手のアマゾンは、ブラック・フライデー以前に「ブラック・フライデー・セール」を開始していました。当然の結果として、他の店もアマゾンに従いましたから、今年のブラック・フライデーは特に大きな割り引きは無かったようです。

下は、オンライン小売株のETFの日足チャート、最近1年間の様子です。


ETF価格はサポートラインを既に割り、どう見ても強いと言える形ではありません。ピークとなった2月16日から今日までの下落幅は27%に及び、同期間のS&P500指数の+18%を大きく下回っています。

コロナウイルス前と比較すると、オンラインでの買い物で「品切れ」と表示される回数が124%が増えている。-- Adobe デジタル・インサイツ

オンラインのショッピングが便利でも、品切れでは話になりません。こんなことが、オンライン株のETFの下げ原因のひとつになっていることは間違いなさそうです。




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