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「ちきりん」氏の煽りエントリー「65歳まで働けてうれしい?」に思わず釣られるわたくしの後ろ姿がカワイイ

いやすげえなあと。

天然なのか狙ってるのかわかりませんが、「煽り属性」マックスというか。さすがアルファブロガー。ビューを集めることに関しては天才かと。ええこうして私も釣られて駄文書いてるわけで。

「自分が65歳まで働けることになって嬉しい?」って煽られても、そりゃうれしいでしょ。働けるに越したことないわけで。働きたくなければ自主的に60歳なり55歳なりで「勝手リタイア」すればいいだけの話だし。

年金支給年齢が上がる一方なのは見えてるんだから、貯蓄額の足りない人の救済措置として企業に「労働者が望むなら継続して雇用を提供しなくてはならない」と強制する法律は、労働者にとって願ったりかなったりというのが一般的な認識なのでは。米国でも定年が無いのが一般的だしねー。働きたくなくなったら辞めるわけで。

もちろん継続雇用でもほとんどの場合60歳過ぎれば再雇用扱いで給料下がるし1年契約の更新だったりするだろうけど、育児費用とか家のローンとかで現役時代翻弄されて生活が苦しい人にとって、60で放り出されてハロワに通う人生のほうがずっと辛いのでは。

企業にとっても低コストでベテランを雇えれば生産性が高まるし。寿命の延びた今の60歳って、それなりに使えるし。

まじめに働く労働者を救う法律の、どこがお気に召さないんだろ。60歳定年で、65歳の年金支給開始までの空白の5年間、死ねってことか。繰り返しになるが、60過ぎて働きたくなくなれば勝手に退職すれば、これまでと同じじゃん。

なんでそんなに働く人に冷たいんだろ。

60歳過ぎて嫌いな仕事で家族のために働くおっさんに「65歳まで働けて嬉しい?」、ヒイヒイ言いながら徹夜でスープを仕込むラーメン店主に「徹夜で働けてうれしい?」、寒い雨の日に震えながら工事現場の旗振りをするおっさんに「雨の日に働けてうれしい?」――とかやってたら、どつきまわされるのがオチかと。

あれですかねー。マリー・アントワネット伝説的な。「働くのが嫌だったら、とっととリタイアすればいいのに」って奴。おそらく経済的な成功者と思われる「ちきりん」お姉さまに、上から目線で説教同情入り混じった御託宣をいただいてもなあ……。

「そんなに長く働く人生ってどうよ」とか言われても、人の人生知りもしないでよく言うよと。家長としての労働義務から解放されてからも晴耕雨読で死ぬまで畑耕して幸せなじっちゃんばっちゃんてんこ盛りなわけで。猫と一緒に畑いじるのが生きがいのばあちゃんから生きがい奪ってどうするのかと。死ぬまで原稿を書きたい作家に、「60歳過ぎたら新作出版禁止」とか、どこの文革の人殺しかと。

もしかしたら「そんなにあくせくしないで、人間らしく暮らそうよ」というライフスタイル系の提案が頭にあるのかもしれないが、それならそう書かないと、釣られてまな板の上でピチピチ暴れる魚が増えるばかりかと。

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